新・ちくま文学の森 2 奇想天外 ─奇想天外

鶴見 俊輔 編集 , 安野 光雅 編集 , 森 毅 編集

ジャムブリたちの住むお国 リア/父の気がかり カフカ/赤い繭 安部公房/女主人 ロアルド・ダール/火星植物園 中井英夫/水滴 ブッツァーティ 他

新・ちくま文学の森 2 奇想天外 ─奇想天外
  • シリーズ:シリーズ・全集
  • 定価:本体1,748円+税
  • Cコード:0393
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1994/10/17
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:416
  • ISBN:4-480-10122-5
  • JANコード:9784480101228
鶴見 俊輔
鶴見 俊輔

ツルミ シュンスケ

1922−2015年。哲学者。1942年、ハーヴァード大学哲学科卒。46年、丸山眞男らと「思想の科学」を創刊。65年、小田実らとベ平連を結成。2004年、大江健三郎らと「九条の会」呼びかけ人となる。著書に『アメリカ哲学』『限界芸術論』『アメノウズメ伝』などのほか、エッセイ、共著など多数。『鶴見俊輔集』全17巻もある。

安野 光雅
安野 光雅

アンノ ミツマサ

1926年島根県津和野生まれ。画家・絵本作家として、国際アンデルセン賞、ケイト・グリーナウェイ賞、紫綬褒章など多数受賞し、世界的に高い評価を得ている。主な著作に『ふしぎなえ』『ABCの本』『繪本平家物語』『繪本三國志』『安野光雅文集』(全6巻)『片想い百人一首』などがある。(写真:広石修)

森 毅
森 毅

モリ ツヨシ

1928年東京生まれ。東京大学数学科卒業。京都大学教養部教授を長く務める。著書に『まちがったっていいじゃないか』(ちくま文庫)、『数学の歴史』(講談社学術文庫)、『対談 数学大明神』(安野光雅氏と共著、ちくま学芸文庫)ほか多数。2010年7月逝去。

この本の目次

ジャムブリたちの住むお国(リア)
ねずみと小鳥とソーセージ(グリム)
猫の事務所(宮沢賢治)
ソナタの形式による落語(竹内浩三)
水滴(ブッツァーティ)
父の気がかり(カフカ)
卵(夢野久作)
赤い繭(安部公房)
ココァ山の話(稲垣足穂)
水蛇(カルヴィーノ)
首提灯
聊斎志異(蒲松齢)
雨ばけ(泉鏡花)
心(夏目漱石)
尽頭子(内田百〓@6BE2)
牡丹燈記(瞿宋吉)
鯉の巴(小田仁二郎)
女と蛇(タラションコル)
火焔つつじ(平山盧江)
コーヒー沸かし(ゴーチエ)
葬儀屋(プーシキン)
侵入者(梅崎春生)
それが誰れに分るのだ(モーパッサン)
スフィンクス(ポー)
名月(横光利一)
エッジウエア通りの横町のちいさな劇場(グレアム・グリーン)
女主人(ロアルド・ダール)
美神(三島由紀夫)
人でなしの恋(江戸川乱歩)
火星植物園(中井英夫)

読者の感想

2009.8.16 義翁

 タイトルを見て“新”じゃない方の「文学の森」の第5巻(おかしい話)と、第6巻(思いがけない話)のアイノコみたいな内容なのかな? と思って開けてみたら、案に相違して怪談話なんかが入っててビックリ。予期していなかった物語が眼前に現れて、まさに奇想天外。
 小田仁二郎の『鯉の巴』が、まとわりつくような印象深さを残して、妙に後を引く・・・。ロアルド・ダール『女主人』では『ウゥム、さすがダールだ!」と唸ってしまうほど。そして中井英夫の『火星植物園』で、とどめを刺されて感無量。

 読む喜びをじっくり味わい、充実した時間を過ごせました。

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳


 男性   女性 

 公開可   公開不可