人生の教科書 ─[よのなかのルール]

藤原 和博 著 , 宮台 真司

 バカを伝染(うつ)さない ための「成熟社会へのパスポート」です。大人と子ども、お金と仕事、男と女と自殺のルールを考える。
【解説: 重松清 】

人生の教科書 ─[よのなかのルール]
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,045円(税込)
  • Cコード:0136
  • 整理番号:ふ-29-4
  • 刊行日: 2005/05/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:544
  • ISBN:4-480-42085-1
  • JANコード:9784480420855
藤原 和博
藤原 和博

フジハラ カズヒロ

「朝礼だけの学校」校長。1955年東京生まれ。1978年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任。メディアファクトリーの創業も手がける。1993年よりヨーロッパ駐在、1996年同社フェローとなる。2003〜08年、杉並区立和田中学校で義務教育初の民間校長を務める。2008〜11年、橋下大阪府知事の特別顧問。2014年から佐賀県武雄市特別顧問。2016〜18年、奈良市立一条高等学校校長を務める。著書に『本を読む人だけが手にするもの』『必ず食える1%の人になる方法』『10年後、君に仕事はあるのか?』『処生術』『35歳の教科書』『人生の教科書[よのなかのルール]』(宮台真司との共著、いずれもちくま文庫)、『革命はいつも、たった一人から始まる』(ポプラ社)等多数あり。詳しくは「よのなかnet」http://yononaka.netに。

宮台 真司
宮台 真司

ミヤダイ シンジ

社会学者。1959年仙台市生まれ。東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。首都大学東京教授。社会システム理論専攻。著書に『終わりなき日常を生きろ』『増補 サブカルチャー神話解体』『人生の教科書[よのなかのルール]』『挑発する知』『14歳からの社会学』(以上、ちくま文庫)、『オタク的想像力のリミット』(監修・筑摩書房)、『日本の難点』(幻冬舎新書)、『「絶望の時代」の希望の恋愛学』(KADOKAWA)、『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』(幻冬舎)等多数。

この本の内容

「全く新しい社会の教科書」として注目を集めた『人生の教科書 よのなか』と『人生の教科書 ルール』を合わせて再編集した一冊。「自殺」「少年犯罪」「仕事と給料」「結婚と離婚」「クローニング」等、学校では決して教えてくれなかった知識の数々がわかりやすく書かれており、日本に「成熟した市民」を誕生させるためのバイブルである。

この本の目次

なぜ人を殺してはいけないのか
第1部 大人と子どものルール(大人、子ども、その境目はどこに?―少年をとりまく犯罪とルールの関係
あなた自身と犯罪の危ない関係)
第2部 お金と仕事のルール(大人はなぜ「接待」をするのか
1個のハンバーガーから世界が見える
自分の家から日本が見える
仕事とキャリアを考えると人生が見えてくる)
第3部 男と女と自殺のルール(性転換をめぐる、男と女としあわせのルール
結婚と離婚と子どもをめぐるルール
自殺から見える社会―ある監察医のつぶやき)
意味なき世界をどう生きるか?

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