S&Gグレイテスト・ヒッツ+1 橋本治短篇小説コレクション

橋本 治

誰かを好きだと言ってしまうことがとても怖いことを招きよせそうで……サイモン&ガーファンクルの名曲にのせて紡ぎ出す十五篇の青春物語。

S&Gグレイテスト・ヒッツ+1 橋本治短篇小説コレクション
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,045円(税込)
  • Cコード:0193
  • 整理番号:は-6-16
  • 刊行日: 2006/05/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:448
  • ISBN:4-480-42194-7
  • JANコード:9784480421944
橋本 治
橋本 治

ハシモト オサム

1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。小説、戯曲、舞台演出、評論、古典の現代語訳ほか、ジャンルを越えて活躍。著書に『桃尻娘』(小説現代新人賞佳作)、『宗教なんかこわくない!』(新潮学芸賞)、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、『双調平家物語』(毎日出版文化賞)、『窯変源氏物語』、『巡礼』、『リア家の人々』、『BAcBAHその他』『あなたの苦手な彼女について』『人はなぜ「美しい」がわかるのか』『ちゃんと話すための敬語の本』他多数。

この本の内容

誰かを好きだと言ってしまいたくて、誰かを嫌いだと言ってしまいたくて、でも、それがとても恐いことを招きよせてしまうような気がして―。甘えと優しさが毀れると、その向こう側には闇と憎悪がぽっかり口をあけている。サイモンとガーファンクルの名曲にのせて、80年代の「青春」の重さを描く15の物語。

この本の目次

SIDE‐A(ミセス・ロビンソン
エミリー・エミリー
ボクサー
59番街橋の歌(フィーリン・グルービー)
サウンド・オブ・サイレンス
アイ・アム・ア・ロック
スカボロー・フェア詠唱)
SIDE‐B(早く家に帰りたい
明日に架ける橋
アメリカ
キャシーの歌
コンドルは飛んで行く
ブックエンド
いとしのセシリア)
AND(7時のニュースきよしこの夜)

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