日本ばちかん巡り

山口 文憲

こんなにいろんなニッポンが!
教義や組織より、そこに集う人々に注目した宗教団体ルポ。

日本各地の宗教団体を、身一つでルポした貴重な記録。その聖地=バチカンに集う人々の姿から、日本文化の多様性が見えてくる。
【解説: 有田芳生 】

日本ばちかん巡り
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 990円(税込)
  • Cコード:0126
  • 整理番号:や-2-3
  • 刊行日: 2006/12/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:416
  • ISBN:4-480-42256-0
  • JANコード:9784480422569

この本の内容

天理教から真如苑から伊勢神宮まで、日本各地の宗教団体の聖都(ばちかん)を訪ね歩いたルポルタージュ。人々はこぞって聖都に集まり、踊ったり祈ったり買い物をしたりおしゃべりをしたりしていた。そこは、日本で失われつつある、安心して、憩うことのできる共同体だったのだ。日本にはこんなにも多彩な世界があった。ええじゃないか、なかなか、という気分にさせる1冊である。

この本の目次

序章・オウム真理教―六年目の夏
天理教―おぢばという名の磁場へ
金光教―人もたちゆき神も立ちゆく
大本―霊界二都物語
世界救世教―あまりに天国的な
真如苑―霊能者のいる秘密の花園
善隣会(教)―おすがり王国の空高く
崇教真光―種人よ起て手をかざせ
天照皇大神宮教―「踊る宗教」歌説法の聞こえる里
出雲大社―神在月の浜辺
辯天宗―「走り辯天」の春
伊勢神宮―ご遷宮の夜が来るまで
生駒山系の神々―済州島は八百キロの彼方
松緑神道大和山―北の聖共同体
いじゅん―琉球にミロク世の風が吹く

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