童貞小説集
身悶える苦悩
「処女小説」ならぬ「童貞小説」は、そのものずばり性交経験のない男の苦悩を描いた小説である。国内外の名作を「童貞」の視点から読みなおす。
- シリーズ:ちくま文庫
- 990円(税込)
- Cコード:0193
- 整理番号:こ-30-2
- 刊行日:
2007/09/10
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:416
- ISBN:978-4-480-42366-5
- JANコード:9784480423665
- 在庫 ×
*お詫びと訂正
『童貞小説集』の中に、間違いがありましたので、以下のように訂正させていただきます。
98ページに、「大正七年、宮崎県にコミューン「新しき村」を創設したが、ほどなく解体した。」とあるのを、「大正七年、宮崎県にコミューン「新しき村」を創設し、その後も村のために尽力した。」と訂正いたします。
関係各位には、たいへんご迷惑をおかけしました。この場を借りて、深くお詫び申し上げます。
ちくま文庫編集部
「処女小説」ならぬ「童貞小説」は、そのものずばり、性交経験のない男の苦悩を描いた小説である。収録した諸作品を、「童貞」という切り口で読みなおす、ユニークなアンソロジー。
炎に追われて(三木卓)
お目出たき人・抄(武者小路実篤)
平凡・抄(二葉亭四迷)
アミエルの日記・抄(フレデリック・アミエル)
小春日和(アースキン・コールドウェル)
苺の季節(アースキン・コールドウェル)
濁った頭(志賀直哉)
田舎教師・抄(田山花袋)
夜のかけら・抄(藤堂志津子)
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