文章読本さん江

斎藤 美奈子

文豪も名文家もなんのその!
文章界の闇を暴く快著

「文章読本」の歴史は長い。百年にわたり文豪から一介のライターまでが書き綴った、この「文章読本」とは何ものか。小林秀雄賞受賞の傑作評論。

文章読本さん江
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 定価:本体880円+税
  • Cコード:0190
  • 整理番号:さ-13-4
  • 刊行日: 2007/12/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:368
  • ISBN:978-4-480-42403-7
  • JANコード:9784480424037
斎藤 美奈子
斎藤 美奈子

サイトウ ミナコ

1956年新潟生まれ。文芸評論家。94年、『妊娠小説』(筑摩書房/ちくま文庫)でデビュー。文芸評論、社会評論、書評などを幅広く執筆。2002年、『文章読本さん江』(筑摩書房/ちくま文庫)で第1回小林秀雄賞受賞。他の著書に『読者は躍る』『モダンガール論』『文学的商品学』『誤読日記』『それってどうなの主義』(以上、文春文庫)、『紅一点論』『趣味は読書。』(ちくま文庫)、『物は言いよう』(平凡社)、『冠婚葬祭のひみつ』(岩波新書)、『たまには、時事ネタ』『ふたたび、時事ネタ』(中央公論新社)、『月夜にランタン』 (筑摩書房)など。

この本の内容

名だたる名文家が次々と名乗りを挙げ、叱ったり諭したり自慢したり(?)して文章をご指南くださる「文章読本」。そんなありがたい指南書が100年に亘り延々書き続けられたのはなぜか。大御所たちの思惑、「文章読本界」の抗争、そして国語・作文教育の変遷にまで切り込み、「文章読本」をめぐる悲喜劇を見事に描き出す。文庫化にあたりネット時代の文章読本について新規書き下ろし。小林秀雄賞受賞作。

この本の目次

1 サムライの帝国(書く人の論理―文章読本というジャンル
静かな抗争―定番の文章読本を読む)
2 文章作法の陰謀(正論の迷宮―文章読本の内容
階層を生む装置―文章読本の形式
修行の現場―文章読本の読者)
3 作文教育の暴走(形式主義の時代―明治の作文教育
個性化への道―戦前の綴り方教育
豊かさの中で―戦後の作文教育)
4 下々の逆襲(スタイルの変容―文章読本の沿革
様々なる衣装―文章読本の行方)

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