文豪だって幽霊は恐い。

日本文学史を彩る古今の文豪、彼らと親しく交流した芸術家や学究たちが書き残した慄然たる超常現象記録を集大成。岡本綺堂から水木しげるまで。

文藝怪談実話 文豪怪談傑作選・特別篇
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 定価:本体900円+税
  • Cコード:0193
  • 整理番号:ふ-36-8
  • 刊行日: 2008/07/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:400
  • ISBN:978-4-480-42461-7
  • JANコード:9784480424617
徳川 夢声
徳川 夢声

トクガワ ムセイ

1894〜1971。島根県生まれ。大正2年、活動写真弁士となり、独特の語り口で人気を集め、欧米映画の名解説者として一世を風靡した。戦後はラジオからテレビに進出、とくにNHKラジオで放送された『宮本武蔵』が有名。昭和25年、NHK放送文化賞、30年、菊池寛賞受賞。32年には紫綬褒章を受章。

水木 しげる
水木 しげる

ミズキ シゲル

1922年生まれ。鳥取県境港市出身。漫画家であり、妖怪研究家でもある。太平洋戦争時ラバウルで爆撃を受け、左腕を失う。戦後、魚屋、輪タク屋、アパート経営などを経て紙芝居を書き始め、のちに貸本漫画家に転じる。1965年『テレビくん』で講談社児童まんが賞を受賞。代表作に、『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』『河童の三平』などがある。2010年文化功労者。

佐藤 春夫
佐藤 春夫

サトウ ハルオ

和歌山県生まれ。1892-1964年、作家。著書に『秋刀魚の歌』、『都会の憂鬱』、『西班牙犬の家』、『極楽から来た』などがある。法然の教えを大切にし、浄土宗の篤実な信徒として過ごした。京都・知恩院、東京・伝通院、明石・無量光寺に墓がある。

内田 百(けん) 「けん」は「もんがまえ」に「月」
内田 百(けん) 「けん」は「もんがまえ」に「月」

ウチダ ヒャッケン

1889-1971。岡山市の生まれ。本名は栄造。ペンネームは郷里の百(けん)川にちなむ。旧制六高在学中は俳句に親しむ。東大ドイツ文学科卒。陸軍士官学校、海軍機関学校、法政大学等でドイツ語を教える。教師をやめたのち作家活動に入り、特異な幻想をつづった短編集「冥途」「旅順入城式」を発表。飄逸な「百鬼園随筆」によってひろく世に出た。借金術の大家で、鉄道好きとしても知られていた。

東 雅夫
東 雅夫

ヒガシ マサオ

1958年、神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。元「幻想文学」編集長、現「幽」編集長。ちくま文庫「文豪怪談傑作選」シリーズはじめ編纂・監修書多数。著書に『遠野物語と怪談の時代』(日本推理作家協会賞受賞)『百物語の怪談史』『文学の極意は怪談である』など。

著者に関する情報

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この本の内容

文豪たちはお化け好き!?―若き日の遠藤周作と三浦朱門が熱海の宿で体験した迫真の幽霊目撃談。泉鏡花ら大正昭和の文人墨客をふるえあがらせた田中河内介にまつわる霊威譚の連鎖。小泉八雲から小林秀雄まで、山下清から水木しげるまで、三遊亭圓朝から淡谷のり子まで…古今の文豪を中心に、文化各界の多彩な名人上手が、達意の筆で描きだす怪談「実話」の傑作を一巻に蒐めたアンソロジー。

この本の目次

怪異に遭遇した文人―現代作家篇(幽霊見参記・僕はハッキリと感じた(遠藤周作)
幽霊見参記・遠藤の布団の中に…(三浦朱門) ほか)
近代怪談実話の黎明―明治作家篇(さまよえる亡者たち(小泉八雲)
塩原多助の怪談(「芸人談叢」より)(三遊亭圓朝) ほか)
史上最恐の怪談実話!?―田中河内介異聞(田中河内介(徳川夢声)
異説田中河内介(池田彌三郎) ほか)
学芸と怪談と―芸術家・学者篇(二つの幽霊(尾上梅幸)
お盆に来る幽霊(尾上菊五郎) ほか)
文壇と怪談と―大正・昭和作家篇(化物屋敷(佐藤春夫)
黒猫と女の子(稲垣足穂) ほか)

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