京都、オトナの修学旅行
お寺を堪能!
子ども時代の修学旅行では京都の面白さは分からない! 襖絵も仏像もお寺の造作もオトナだからこそ味わえるのだ。
【解説: みうらじゅん 】
京都といえば修学旅行。修学旅行といえば、お寺や仏像。イコール退屈。それは、子供の修学旅行だったから。お寺の造作や仏像、襖絵などの味わいを感じられるようになるにはオトナであることが必要だ。歳をとって初めて日本美術の愉しみ方が分かるようになるのだ。金閣寺や清水寺、桂離宮、平等院などの京都名所を「日本美術応援団」の2人が行く。
金閣―「むきだし」の金は今日もリニューアル中
二条城―ゼネコン狩野株式会社の大仕事
東寺―とうじのまんま、ぶっきらぼうに並んでます
高台寺・円徳院―和尚の留守中に描いちゃいました
清水寺―信仰と観光の幸福な結合
京都御所―ミカドの留守番130年
桂離宮―純粋な贅沢を死守してきました
平等院―平安貴族が夢見たサンダーバード基地
銀閣―砂に銀を映したアーティストは誰か?
樂美術館―楽茶碗、15代目も楽じゃない
待庵―利休がしかけたワナつき二畳
嵐山―貧修学旅行生、嵐山の秘部に迷い込む
2012.1.03 やま
二条城の件が秀逸です。
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