ちくま文学の森 5 思いがけない話
安野 光雅 編集 , 森 毅 編集 , 井上 ひさし 編集 , 池内 紀 編集 , 室生 犀星 著 , オー・ヘンリー 著 , 大津 栄一郎 翻訳 , ギ・ド・モーパッサン 著 , 杉 捷夫 翻訳 , F・ブウテ 著 , 堀口 大學 翻訳 , ニコライ・ゴーゴリ 著 , 平井 肇 翻訳 , アントン・チェーホフ 著 , 米川 正夫 翻訳 , T・F・ポイス 著 , 龍口 直太郎 翻訳 , ピエール・ルイス 著 , 小松 清 翻訳 , 桂 三木助 著 , サキ 著 , 中西 秀男 翻訳 , 芥川 龍之介 著 , 江戸川 乱歩 著 , ギョーム・アポリネール 著 , アンブローズ・ビアス 著 , 西川 正身 翻訳 , アルフォンス・アレー 著 , 山田 稔 翻訳 , M・ボンテンペルリ 著 , 下位 英一 翻訳 , 菊池 寛 著 , 久生 十蘭 著 , ホフマン 著 , 種村 季弘 翻訳 , 幸田 露伴 著
夜までは(室生犀星)改心(O・ヘンリー)煙草の害について(チェーホフ)蛇含草(桂三木助)仇討三態(菊池寛)湖畔(久生十蘭)砂男(ホフマン)など全二十編
- シリーズ:ちくま文庫
- 1,100円(税込)
- Cコード:0193
- 整理番号:
- 刊行日:
2010/12/08
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:528
- ISBN:978-4-480-42735-9
- JANコード:9784480427359
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安野 光雅
アンノ ミツマサ
安野 光雅(あんの・みつまさ):1926年島根県津和野生まれ。画家・絵本作家として、国際アンデルセン賞、ケイト・グリーナウェイ賞、紫綬褒章など多数受賞し、世界的に高い評価を得ている。主な著作に『ふしぎなえ』『ABCの本』『繪本平家物語』『繪本三國志』『片想い百人一首』などがある。2020年、逝去。
森 毅
モリ ツヨシ
1928年東京生まれ。東京大学数学科卒業。京都大学教養部教授を長く務める。著書に『まちがったっていいじゃないか』(ちくま文庫)、『数学の歴史』(講談社学術文庫)、『対談 数学大明神』(安野光雅氏と共著、ちくま学芸文庫)ほか多数。2010年7月逝去。
池内 紀
イケウチ オサム
1940年、兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者。エッセイスト。主な著書に、『ウィーン・都市の詩学』(73年)、『諷刺の文学』(78年・亀井勝一郎賞)、『海山のあいだ』(94年・講談社エッセイ賞)、『見知らぬオトカム――辻まことの肖像』(97年)、『ゲーテさんこんばんは』(2001年・桑原武夫学芸賞)、『二列目の人生』(03年)、『ひとり旅は楽し』(04年)、『森の紳士録』(05年)、『池内紀の仕事場』(全8巻・04年−05年)など。主な訳書に、カネッティ『眩暈』(1972年)、ジュースキント『香水』(88年)、ロート『聖なる酔っ払いの伝説』(89年)、ゲーテ『ファウスト』(99年・毎日出版文化賞)、『カフカ小説全集』(全6巻・2000年−02年・日本翻訳文化賞)など。
室生 犀星
ムロウ サイセイ
(1889‐1962)作家・詩人。金沢生まれ。就職後、俳句、詩、短歌に手を染め、1913年、北原白秋に認められる。16年、萩原朔太郎と同人誌『感情』を発行、注目される。35年『あにいもうと』で文芸懇話会賞、41年菊池寛賞を受賞。戦後も代表作『杏っ子』が読売文学賞を受けるなど、晩年まで多彩な作品を遺した。
オー・ヘンリー
ヘンリー,オー
1862年、ノースキャロライナ州に生まれる。20歳のときにテキサス州のオースティンに移り、銀行に勤めるが、まもなく横領の容疑がかかり退職。後に起訴されると、中米のホンジュラスに逃亡。妻が病気に倒れたと聞いて戻り、服役する。模範囚として過ごし、小説を書きはじめる。ニューヨークにやってきたのは1902年。翌年から短編作家として人気を博す。1910年没。
ギ・ド・モーパッサン
モーパッサン,ギ・ド
(1850-1893)フランスの自然主義の作家、詩人。パリ大学進学後、普仏戦争で軍役につく。その後、パリの海軍省の役人となり、傍ら小説を発表。フローベールと出会い、多大な影響を受け、1880年、同人誌に「脂肪の塊」を発表。以後、新聞の連載小説などで活躍する流行作家となる。代表作に、『女の一生』『ベラミ』『死のごとく強し』など。短f小説の名手として知られ、300篇ちかくを残している。
アントン・チェーホフ
チェーホフ,アントン
19世紀末から20世紀初めにかけて活躍したロシアの代表的作家。ロシアの各層の人びとを広く、きめこまかに描いた多彩な小説は、時代を超えて世界中の人びとに愛され、そのドラマやヴォードヴィルは、世界の演劇界で今なお上演されつづけている。「シベリアの旅」「サハリン島」のドキュメント類も名高い。
芥川 龍之介
アクタガワ リュウノスケ
1892-1927年。東京の下町生まれ。幼いころより和漢の書に親しみ、怪異を好んだ。一高、東京帝大英文科にすすむ。在学中に書いた「鼻」が夏目漱石の激賞を受ける。しばらく教員生活をしたのちに創作に専念、第一創作集『羅生門』によって文壇の地位を確立。以後、王朝物、キリシタン物、開化物など、たえず新機軸につとめ、知的で清新な作風をつくりあげた。睡眠薬により自殺。
江戸川 乱歩
エドガワ ランポ
1894-1965。本名平井太郎。三重県名張の生まれ。早稲田の学生時代に英米の推理小説を耽読。卒業後、会社員、古本屋、新聞記者など職業を転々としたのち、大正12年(1923)、雑誌「新青年」に「二銭銅貨」を発表。筆名はエドガー・アラン・ポーにちなむ。ほかに「心理試験」「屋根裏の散歩者」「押絵と旅する男」、内外の推理小説を論じた「幻影城」など。
種村 季弘
タネムラ スエヒロ
種村 季弘(たねむら・すえひろ):1933-2004年。東京都生まれ。東京大学文学部卒業。ドイツ文学者。該博な知識人として文学、美術、映画から魔術、神秘学にいたるまで多彩なジャンルにわたり執筆活動を展開した。著書に『ビンゲンのヒルデガルドの世界』(芸術選奨文部大臣賞、齋藤緑雨賞受賞)、『書国探検記』、『魔術的リアリズム』など、翻訳書に『パニッツァ全集』(全3巻)などがある。
幸田 露伴
コウダ ロハン
(1867〜1947)本名成行。鮮烈なデビュー作「露団々」、続く「風流仏」で注目され、代表作「五重塔」を発表。尾崎紅葉と並称される紅露時代を築く。漢籍・仏典の素養を活かした小説や随筆、考証で知られる。明治・大正・昭和と息長い創作活動を続け、晩年にも「幻談」「運命」「連環記」などの名作を遺した。
夜までは(室生犀星)
改心(O.ヘンリー)
くびかざり(モーパッサン)
嫉妬(F.ブウテ)
外套(ゴーゴリ)
煙草の害について(チェーホフ)
バケツと綱(T.F.ポイス)
エスコリエ夫人の異常な冒険(P.ルイス)
蛇含草(桂三木助)
あけたままの窓(サキ)
魔術(芥川龍之介)
押絵と旅する男(江戸川乱歩)
アムステルダムの水夫(アポリネール)
人間と蛇(ビアス)
親切な恋人(A・アレー)
頭蓋骨に描かれた絵(ボンテンペルリ)
仇討三態(菊池寛)
湖畔(久生十蘭)
砂男(ホフマン)
雪たたき(幸田露伴)
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