思い切って、まず一歩を
踏み出してみる

報告(宮澤賢治) 足跡(吉田健一) 改暦弁(福沢諭吉) 精神分析について(フロイト) 数学上の発見(ポアンカレ) 知魚楽(湯川秀樹)など26篇

ちくま哲学の森 6 驚くこころ
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 定価:本体1,300円+税
  • Cコード:0195
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2012/02/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:448
  • ISBN:978-4-480-42866-0
  • JANコード:9784480428660
鶴見 俊輔
鶴見 俊輔

ツルミ シュンスケ

1922−2015年。哲学者。1942年、ハーヴァード大学哲学科卒。46年、丸山眞男らと「思想の科学」を創刊。65年、小田実らとベ平連を結成。2004年、大江健三郎らと「九条の会」呼びかけ人となる。著書に『アメリカ哲学』『限界芸術論』『アメノウズメ伝』などのほか、エッセイ、共著など多数。『鶴見俊輔集』全17巻もある。

安野 光雅
安野 光雅

アンノ ミツマサ

1926年島根県津和野生まれ。画家・絵本作家として、国際アンデルセン賞、ケイト・グリーナウェイ賞、紫綬褒章など多数受賞し、世界的に高い評価を得ている。主な著作に『ふしぎなえ』『ABCの本』『繪本平家物語』『繪本三國志』『安野光雅文集』(全6巻)『片想い百人一首』などがある。(写真:広石修)

森 毅
森 毅

モリ ツヨシ

1928年東京生まれ。東京大学数学科卒業。京都大学教養部教授を長く務める。著書に『まちがったっていいじゃないか』(ちくま文庫)、『数学の歴史』(講談社学術文庫)、『対談 数学大明神』(安野光雅氏と共著、ちくま学芸文庫)ほか多数。2010年7月逝去。

池内 紀
池内 紀

イケウチ オサム

1940年、兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者。エッセイスト。主な著書に、『ウィーン・都市の詩学』(73年)、『諷刺の文学』(78年・亀井勝一郎賞)、『海山のあいだ』(94年・講談社エッセイ賞)、『見知らぬオトカム――辻まことの肖像』(97年)、『ゲーテさんこんばんは』(2001年・桑原武夫学芸賞)、『二列目の人生』(03年)、『ひとり旅は楽し』(04年)、『森の紳士録』(05年)、『池内紀の仕事場』(全8巻・04年−05年)など。主な訳書に、カネッティ『眩暈』(1972年)、ジュースキント『香水』(88年)、ロート『聖なる酔っ払いの伝説』(89年)、ゲーテ『ファウスト』(99年・毎日出版文化賞)、『カフカ小説全集』(全6巻・2000年−02年・日本翻訳文化賞)など。

宮沢 賢治
宮沢 賢治

ミヤザワ ケンジ

1896-1933。岩手県花巻市の生まれ。生家は古着・質商。盛岡の高等農林学校在学中に詩や散文の習作をはじめる。日蓮宗に深く帰依し、一時上京して布教生活を送る。帰郷後は農学校で教えつつ多くの詩や童話を書く。やがて農学校を退職、「羅須地人協会」をつくり、農民への献身の生活に入った。生前はほとんど無名のままに死去。病床のなかで手帳に綴ったのが「雨ニモマケズ」の詩。

佐藤 春夫
佐藤 春夫

サトウ ハルオ

和歌山県生まれ。1892-1964年、作家。著書に『秋刀魚の歌』、『都会の憂鬱』、『西班牙犬の家』、『極楽から来た』などがある。法然の教えを大切にし、浄土宗の篤実な信徒として過ごした。京都・知恩院、東京・伝通院、明石・無量光寺に墓がある。

吉田 健一
吉田 健一

ヨシダ ケンイチ

1912〜1977年。東京生まれ。吉田茂元首相を父とし、幼少期を、イギリス、中国などで過ごす。ケンブリッジ大学に学び、帰国後、文筆生活に入る。ヴァレリー、ロレンス等の翻訳、および文芸評論の分野で活躍し、自身も珠玉のエッセイや小説を多数残した。

中野 好夫
中野 好夫

ナカノ ヨシオ

1903-85年。英文学者、評論家、翻訳家。愛媛県松山市生まれ。東京帝国大学文学部卒。35年に東京帝国大学助教授、戦後に東京大学教授となるも、53年に辞任、雑誌「平和」の編集責任者となる。スタンフォード大学客員教授、中央大学文学部教授などを歴任。『シェイクスピアの面白さ』で毎日出版文化賞、『蘆花徳富健次郎』で大佛次郎賞をそれぞれ受賞。

福澤 諭吉
福澤 諭吉

フクザワ ユキチ

1835(天保5)年〜1901(明治34)年。著述家、教育者。「時事新報」発行人。近代日本最大の啓蒙思想家。慶應義塾の創設に力を尽くした。著書に『学問のすすめ』『文明論之概略』『西洋事情』『福翁自伝』など多数がある。

石川 欣一
石川 欣一

イシカワ キンイチ

1895-1959年。東京帝国大学英文科中退、プリンストン大学卒業。 ジャーナリスト、翻訳家、随筆家。著書に『パイプをくはえて』、『可愛い山』、 訳書にモース『日本その日その日』、ブルックス『アメリカ文学史』(日本芸術院賞受賞)、チャーチル『第二次大戦回顧録』(共訳)ほか多数。

遠山 啓
遠山 啓

トオヤマ ヒラク

1909-1979年。熊本県生まれ。東京大学数学科に入学するも退学、のち東北大学数学科を卒業。海軍教授をへて東京工業大学教授。数学教育への関心から民間教育団体「数学教育協議会」を結成、長く委員長をつとめた。数学教育の理論と方法を開発・提唱し、その水道方式、量の理論などは、教育現場に大きな影響を与えた。著書に『無限と連続』『数学入門(上・下)』(以上、岩波新書)、『微分と積分』『初等整数論』(以上、日本評論社)『競争原理を超えて』(太郎次郎社)などがある。教科書や雑誌の創刊にも多く関わった。

前田 耕作
前田 耕作

マエダ コウサク

1933年生まれ。アフガニスタン文化研究所所長。和光大学名誉教授。アジア文化史・思想史専攻。

ルネ・デカルト
ルネ・デカルト

デカルト,ルネ

1596〜1650年。フランス、トゥレーヌ州の法服貴族の家に生まれる。イエズス会系のラフレーシ学院でスコラ哲学や数学を、ポアティエ大学で法学と医学を学ぶ。欧州を転々としながら、科学者たちの知己を得、数学や光学の研究に携わる。1628年以降、オランダに移住。『省察』『哲学原理』などの著作を遺し、近代哲学の基礎を築いた。招聘先のストックホルムにて死去。

吉田 洋一
吉田 洋一

ヨシダ ヨウイチ

1898─1989年。東京生まれ。東京帝国大学理学部数学科卒業。第一高等学校、北海道大学、立教大学、埼玉大学教授を歴任。著書に『函数論』(岩波全書)、『微分積分学序説』(培風館)などの数学書のほか、『零の発見』(岩波新書)、『数学序説』(赤摂也との共著、ちくま学芸文庫)などの一般向け啓蒙書・随筆も執筆しており、『数学の影絵』(東和社、のち河出文庫)で第一回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。

坂口 安吾
坂口 安吾

サカグチ アンゴ

1906-1955。新潟市の生まれ。本名は炳五。中学を放校されて上京、東洋大でインド哲学、アテネ・フランセでフランス文学を学ぶ。「木枯の酒倉から」「風博士」によって、一部の注目をあびる。戦争中は「日本文化私観」「青春論」などの卓抜なエッセイを書きつづけ、戦後、「白痴」「堕落論」で一挙に世に出た。独特の発想と視点をもった文明批評や、「不連続殺人事件」などの探偵小説もある。

この本の目次

報告(宮澤賢治)
シャボン玉(J.コクトー)
「わが生いたち」より(佐藤春夫)
まんじゅうの皮とあん(国分一太郎)
伊香保へ行って温泉に入ろう(山下清)
父と息子との対話(林達夫)
考えるだけでラジオを直す少年(ファインマン)
日常身辺の物理的諸問題(寺田寅彦)
立春の卵(中谷宇吉郎)
クシャミと太陽(緒方富雄)
科学的な暗殺者(ファーブル)
足跡(吉田健一)
世界の果てへ(T・クローバー)
改暦弁(福澤諭吉)
一八七七年の日本(モース)
神々の国の首都(小泉八雲)
歯固め(戸井田道三)
地面の底がぬけたんです(藤本とし)
水源に向かって歩く(遠山啓)
倉田百三氏の体験を中心に(森田正馬)
精神分析について(フロイト)
火と尊崇 プロメテウス・コンプレックス(バシュラール)
方法序論 第二部(デカルト)
数学上の発見(ポアンカレ)
ラムネ氏のこと(坂口安吾)
知魚楽(湯川秀樹)

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