クマにあったらどうするか ─アイヌ民族最後の狩人 姉崎等

姉崎 等 著 , 片山 龍峯 聞き書き , 畠山 泰英 編集

「クマが怖い」という
言葉が怖い

クマと遭遇してしまったら、どうやって生き延びる? 「クマは師匠」と言う、アイヌ民族最後の狩人が伝える超実践対処法。
【解説: 遠藤ケイ 】

クマにあったらどうするか ─アイヌ民族最後の狩人 姉崎等
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 924円(税込)
  • Cコード:0139
  • 整理番号:あ-48-1
  • 刊行日: 2014/03/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:368
  • ISBN:978-4-480-43148-6
  • JANコード:9784480431486
姉崎 等
姉崎 等

アネザキ ヒトシ

1923(大正12)年北海道生まれ。12歳で狩猟を始める。22歳から単独でクマ撃ちを始め、1990年の春グマの狩猟禁止までに60頭を獲る。以後、ヒグマ防除隊や北海道大学のヒグマ調査に協力、2001年6月に銃を手放し、65年間の狩猟人生を終える。2013年10月、死去。

片山 龍峯
片山 龍峯

カタヤマ タツミネ

1942(昭和17)年東京生まれ。映像作家。番組制作会社のディレクターとして「NHKスペシャル」等のドキュメンタリー番組を制作する傍ら、片山言語文化研究所の代表を務め、アイヌ語に関する研究の成果が多数の著書に。2004年8月、死去。

畠山 泰英
畠山 泰英

ハタケヤマ ヤスフサ

1969(昭和44)年千葉県生まれ。編集者。著書に『秋田犬の父 澤田石守衛』がある。現在、株式会社キウイラボ代表(http://www.kiwi-lab.com/)。

この本の内容

クマと遭遇したとき、人間は生き延びるために何をすればいいのか。死んだふり、木に登る、リュックを置いて逃げるといった、巷に流れる俗説は有効なのか?「クマは師匠」と言うアイヌ民族最後の狩人が、アイヌの知恵と自身の経験から導き出した、超実践的クマ対処法を伝授。クマの本当の姿を知ることで、人間とクマの目指すべき共存の形が見えてくる。

この本の目次

第1章 こうしてクマ撃ちになった
第2章 狩人の知恵、クマの知恵
第3章 本当のクマの姿
第4章 アイヌ民族とクマ
第5章 クマにあったらどうするか
第6章 クマは人を見てタマげてる
第7章 クマと共存するために
第8章 クマの生きている意味

読者の感想

2023.4.16  Nagi.NAGI

北海道生まれ北海道育ちですが、生きた野生のヒグマを実際に見たことは無く、「ただただ怖い」としか思っていませんでした。この本を読んで、ヒグマを「正しく畏れる」ことができるようになった気がします。

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