子どもに伝える美術解剖学 ─目と脳をみがく絵画教室

布施 英利

たった2日で絵が変わる
発生や進化から「表現」を解く

子どもの脳はどのように絵を描く表現を獲得するのか?! 目の視覚と脳の視覚とは?! 「生きている」絵を描く方法と考え方を具体的に伝授。

子どもに伝える美術解剖学 ─目と脳をみがく絵画教室
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 880円(税込)
  • Cコード:0170
  • 整理番号:ふ-47-1
  • 刊行日: 2014/08/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:232
  • ISBN:978-4-480-43190-5
  • JANコード:9784480431905
布施 英利
布施 英利

フセ ヒデト

1960年群馬県生まれ。芸術学者。東京芸術大学 美術学部 芸術学科卒業。同大学院博士課程(美術解剖学)修了。学術博士。大学院生のとき二冊の著書を上梓する。東京大学医学部助手(解剖学)を経て、現在は東京芸術大学美術学部准教授(美術解剖学)。美術解剖学の視点から、古今東西の美術を中心に、幅広く批評を行う。著書に『新編 脳の中の美術館』(ちくま学芸文庫)、『死体を探せ!』(角川ソフィア文庫)、『自然の中の絵画教室』(紀伊國屋書店)、『体の記憶』(光文社知恵の森文庫)、『君はレオナルド・ダ・ヴィンチを知っているか』『君はピカソを知っているか』(ちくまプリマー新書)、『体の中の美術館』(筑摩書房)など、多数。

この本の内容

自分で魚を釣り上げ、解剖を体験した子どもたちの絵が驚くほど変わった!表現に絵筆はいらない、必要なのは自然をよく見て学ぶ目だ。ピカソはなぜ天才か、脳で描くセザンヌと目で描くモネの表現の違い、子どもに抽象思考がきざす瞬間などをめぐり、ヒトがいかに絵を描くかを生物学的・解剖学的に解き明かす好著。

この本の目次

絵筆のいらない絵画教室(子どもの絵が二日間で変わった)
なぜ絵筆がいらないのか(なぜ、絵筆のいらない絵画教室か
子どもはみんな天才
赤ちゃんが絵を描くとき ほか)
実践(絵筆のいらない絵画教室に挑戦―「魚」の絵を描く
「絵筆を使った絵画教室」にも挑戦してみよう―人物クロッキーを描く
絵をどのように評価すればいいのか―子どもの絵の、どこをチェックするか)

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