柳花叢書 河童のお弟子

柳田 國男 著 , 芥川 龍之介 著 , 泉 鏡花 著 , 東 雅夫 編集

文豪は河童がお好き!?

大正・昭和の怪談シーンを牽引し、「おばけずき」師弟でもあった鏡花・柳田・芥川。それぞれの〈河童〉作品を集めた前代未聞のアンソロジー。

柳花叢書 河童のお弟子
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 定価:本体1,200円+税
  • Cコード:0139
  • 整理番号:ひ-21-8
  • 刊行日: 2014/12/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:464
  • ISBN:978-4-480-43231-5
  • JANコード:9784480432315
柳田 國男
柳田 國男

ヤナギタ クニオ

(1875−1962)兵庫県に生まれる。幼少年期より文学的才能に恵まれ、短歌、抒情詩を発表。東京帝国大学を卒業後、農商務省、貴族院勤務を経て、朝日新聞社に入社。勤務の傍ら全国各地を旅行し、民俗学への関心を深める。1909年、日本初の民俗誌『後狩詞記』を発表、以後『遠野物語』から晩年の『海上の道』に至るまで多大な業績を遺す。

芥川 龍之介
芥川 龍之介

アクタガワ リュウノスケ

1892-1927年。東京の下町生まれ。幼いころより和漢の書に親しみ、怪異を好んだ。一高、東京帝大英文科にすすむ。在学中に書いた「鼻」が夏目漱石の激賞を受ける。しばらく教員生活をしたのちに創作に専念、第一創作集『羅生門』によって文壇の地位を確立。以後、王朝物、キリシタン物、開化物など、たえず新機軸につとめ、知的で清新な作風をつくりあげた。睡眠薬により自殺。

泉 鏡花
泉 鏡花

イズミ キョウカ

1873-1939。本名鏡太郎。別名畠芋之助。金沢の生まれ。父は名人気質の彫金師。9歳のとき母を失う。明治24年、尾崎紅葉の門に入り「夜行巡査」「外科室」で認められる。ついで「照葉狂言」「草迷宮」「歌行燈」「婦系図」など。大正から昭和にかけて自然主義やプロレタリア文学がおこるなかに文壇とは遠いところで、幻想と怪異をもち、独特の文体美に支えられた偏奇性の強い文学を書きつづけた。

東 雅夫
東 雅夫

ヒガシ マサオ

1958年、神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。元「幻想文学」編集長、現「幽」編集長。ちくま文庫「文豪怪談傑作選」シリーズはじめ編纂・監修書多数。著書に『遠野物語と怪談の時代』(日本推理作家協会賞受賞)『百物語の怪談史』『文学の極意は怪談である』など。

著者に関する情報

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この本の内容

泉鏡花と柳田國男を愛読して育った「おばけずき」の少年は、やがて文壇の寵児となり…“柳花叢書”第二弾は、「河童」をキイワードに、柳と花に龍を加えた特別篇。河童研究に先鞭をつけた柳田の「山島民譚集」、同書に触発された芥川の「河童」、芥川の早すぎる死を悼むかのような鏡花晩年の名品「貝の穴に河童の居る事」。あふれんばかりの師弟愛と河童愛を今に伝える画期的アンソロジー!

この本の目次

貝の穴に河童の居る事(泉鏡花)
瓜の涙(泉鏡花)
河伯令嬢(泉鏡花)
河童及河伯(「椒図志異」より)(芥川龍之介)
水怪(「雑筆」より)(芥川龍之介)
河郎の歌(「蕩々帖」より)(芥川龍之介)
河童(芥川龍之介)
河童(芥川龍之介)
河童駒引(『山島民譚集』より)(柳田國男)
川童の話(柳田國男)
川童の渡り(柳田國男)
盆過ぎメドチ談(柳田國男)
川童祭懐古(柳田國男)
銷夏奇談
泉鏡花座談会

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