笛を吹く人がいる ─素晴らしきテクの世界

宮沢 章夫

可笑しくて何度も吹き出すエッセイ。金魚の飼い方から墓づくりまで、全てはテクが握っている。日常的なものから死生観まで。解説 しりあがり寿

笛を吹く人がいる ─素晴らしきテクの世界
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 858円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:み-20-4
  • 刊行日: 2017/08/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:272
  • ISBN:978-4-480-43463-0
  • JANコード:9784480434630
宮沢 章夫
宮沢 章夫

ミヤザワ アキオ

1956年静岡県生まれ。劇作家・演出家・作家・早稲田大学文学学術院教授。90年、演劇ユニット「遊園地再生事業団」を結成し、1993年戯曲『ヒネミ』(白水社)で岸田國士戯曲賞を受賞、2010年『時間のかかる読書』(河出文庫)で伊藤整文学賞(評論部門)を受賞。著書に『牛への道』『わからなくなってきました』(新潮文庫)、『ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第三集』(新潮社)、『長くなるのでまたにする。 』(幻冬舎)、『東京大学「80年代地下文化論」講義 決定版』(河出書房新社)など多数。

著者に関する情報

「webちくま」にて、「テクの思想と、その展開」連載中。[こちら]

この本の内容

自動販売機の、あのびっくりするほど小さな穴に小銭を入れる。なぜそんなことができるのだ。人は思わぬところで絶妙な「テク」を使っている。一方で、録画予約をすると、きまって別の番組が録画されている者もいる。金魚の飼い方。旅の流儀。きっとあなたは、「テク」にひそむ謎の世界に魅了され、封筒に入ったカメを送られた気分になる。驚嘆の文庫版あとがきを増補。

この本の目次

序章 金魚の飼い方・育て方
第1章 リコーダーの男、その他の男
第2章 葬儀の席に必ずいるバカ親戚
第3章 さっしのいいファッションモデル
第4章 「はじめての」の世界
第5章 墓地えらび墓づくり
第6章 改造、この魅力的な世界
第7章 問題解決プロフェッショナル
第8章 旅の流儀
第9章 最後のテク

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