絶望図書館 ─立ち直れそうもないとき、心に寄り添ってくれる12の物語
心から絶望したひとへ、絶望文学の名ソムリエが古今東西の小説、エッセイ、漫画等々からぴったりの作品を紹介。前代未聞の絶望図書館へようこそ!
気持ちが落ち込んで、どうしようもない。はげましの言葉も心に届かない。そんなときは、絶望図書館を訪れてみよう。そこには世界中からさまざまなジャンルの物語が集めてある。せつない話、とんでもない話、どきりとする話などなど。すべて、絶望した気持ちに寄り添ってくれるものばかり。今の気持ちにぴったりな物語がきっと見つかる。こんな図書館も世の中にひとつくらいはあっていいだろう。
第1閲覧室「人がこわい」(おとうさんがいっぱい(三田村信行)
最悪の接触(筒井康隆)
車中のバナナ(山田太一))
第2閲覧室「運命が受け入れられない」(瞳の奥の殺人(ウィリアム・アイリッシュ)
漁師と魔神との物語(『千一夜物語』より)
鞄(安部公房)
虫の話(李清俊))
第3閲覧室「家族に耐えられない」(心中(川端康成)
すてきな他人(シャーリィ・ジャクスン)
何ごとも前ぶれなしには起こらない(キャサリン・マンスフィールド))
第4閲覧室「よるべなくてせつない」(ぼくは帰ってきた(フランツ・カフカ)
ハッスルピノコ(『ブラック・ジャック』より)(手塚治虫))
閉架書庫 番外編―入れられなかった幻の絶望短編
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