フルサトをつくる ─帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方
都会か田舎か、定住か移住かという二者択一を超えて、もう一つの本拠地をつくろう! 場所の見つけ方、人との繋がり方、仕事の作り方。解説 安藤桃子
暮らしの拠点は一カ所でなくてもいい。都会か田舎か、定住か移住かという二者択一を超えて、もう一つの本拠地「フルサト」をつくろう。熊野でシェアハウスをつくった実体験を元にした具体策満載。場所の見つけ方。途切れず行き来するためには?旅と日常の間の楽しみ方。人との繋がり方。カフェや図書館のつくり方。文庫化にあたり鼎談を収録。
第1章 フルサトの見つけかた
第2章 「住む」をつくる
第3章 「つながり」をつくる
第4章 「仕事」をつくる―「頼みごと」をつくる
第5章 「文化」をつくる
第6章 「楽しい」をつくる―「〜したい」をつくる
第7章 フルサトの良さ―多拠点居住の意義
2018.11.13 まゆはる
骨を埋めるつもりはあるのか!
田舎に引っ越そうとすると、こういうことをいう人がいる。
そんな敷居を高くしないで、ゼロ一ではなく、もっと気軽に田舎を体験できるようにしようよ、そうしないといよいよ田舎は人がいなくなって、家は朽ちちゃうよ。
というノリの本。
非常に読み心地のいい本だ。
著者二人は熊野の古家を大勢で改装、
いろんな制約のある中で、
人々が集うスペースを作り上げた。
都会と田舎・フルサト。
どちらも必要。
都会を知らない若者はほとんどいない世の中。
でも逆に、帰る田舎を持たない若者も増えている。
時に自分をリセットする田舎はあったほうがいい。
私も東京生まれで田舎、ふるさとはないが、
両親は佐渡島で生まれたので、
ここがふるさとといえばいえる。
数年前マラソンを走りに親戚を頼った。
すっかり過疎化が進んでいるが、
いいものはたくさんある。
美味しいものも。
そう思った。
なんとかしたい思いはある。
もったいない。
本にもあったが、田舎にはいろんなものがある。
活かすには人がいる。
都会ではうずもれてしまう人が、
田舎では活きる、そんな気がする。
子供を育て上げたら、できるかなあ。
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