「日本人」力 九つの型
個性重視と集団主義の融合は難問のままである。著名な九人の生き方をたどり、「少年力」や「座禅力」などの「力」の提言を通して解決への道を示す。
極東の島国で資源にも乏しい日本にとって、教育こそが成功と発展の礎だった。ところが今日、事なかれ主義が横行し、いじめや学力崩壊などの現象は改善されず、「教育」は機能不全に陥っている。そもそも日本人を日本人たらしめたものとは何だったのだろうか。近代日本を果敢に生きた九人の生き方と工夫の中から、「教育力」の真髄を汲みとる。
「日本人」力とは何だろうか―文庫化に寄せて
第1部 日本を教育した人々(吉田松陰と沸騰する情熱の伝播
福沢諭吉の「私立」という生き方
「夏目漱石」という憧れの構造
日本史をつなぐ司馬遼太郎)
第2部 代表的日本人(与謝野晶子の女性力
嘉納治五郎の武道力
佐藤紅緑の少年力
斎藤秀三郎・秀雄の翻訳力
岡田虎二郎の静坐力)
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