サイエンス・ライターが古文のプロに聞く こんなに深い日本の古典

黒澤 弘光 著 , 竹内 薫

サイエンス作家竹内薫の母校では文系理系を問わず生徒達を魅了する古典授業があった。行間や一語一句の深みに迫るその読み方を、恩師に今改めて聞く。

サイエンス・ライターが古文のプロに聞く こんなに深い日本の古典
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,045円(税込)
  • Cコード:0191
  • 整理番号:く-32-1
  • 刊行日: 2019/10/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:384
  • ISBN:978-4-480-43618-4
  • JANコード:9784480436184
黒澤 弘光
黒澤 弘光

クロサワ ヒロミツ

1945年群馬県生まれ。東京教育大学文学部、同大学大学院博士課程修了。1973年東京教育大学附属高等学校(現筑波大学附属高等学校)教諭となり、2008年退職。『現代漢和辞典』(大修館書店)編纂、『広辞林』(三省堂)などの辞書や『日本名歌百選』(音楽之友社)を執筆。

竹内 薫
竹内 薫

タケウチ カオル

1960年東京都生まれ。筑波大学附属高等学校卒業、東京大学教養学部教養学科卒業(科学史・科学哲学専攻)、東京大学理学部物理学科卒業、マギル大学大学院博士課程修了(高エネルギー物理学理論専攻)。サイエンス作家として、科学読み物、小説、エッセイ、翻訳など幅広く活躍。著書に『世界が変わる現代物理学』(ちくま新書)、『99.9%は仮説』(光文社新書)、『ブレイクスルーの科学者たち』(PHP新書)、『科学嫌いが日本を滅ぼす』(新潮社)など多数。(写真撮影=齋藤將記)

この本の内容

「バリバリの理系人間」であるサイエンス・ライターの竹内薫が、敬愛する母校の恩師に古文の深層を教わる対談集。『源氏物語』『平家物語』『万葉集』など国語の教科書でおなじみの作品を、大人になった今あらためて、プロの手引きでひもとけば、行間ににじむ深い思い、一語一句に込められた重い意味に思わず息をのむ。対談で取り上げた作品の原文と、黒澤弘光氏による現代語訳付き。

この本の目次

第1章 伊勢物語(梓弓
筒井筒)
第2章 大和物語(姨捨)
第3章 平家物語(忠度都落
木曾殿最期)
第4章 源氏物語(桐壺巻)
第5章 万葉集(山上憶良―その人となりと人生
防人歌)

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