小川洋子と読む 内田百(けん)アンソロジー
汽車に揺られ、小鳥を愛し、土手をぼんやりと歩く……どこか遠くの現実とすぐそこの幻を行き来するような、百(けん)先生の作品を小川洋子が編む夢の一冊
現実と幻、笑いと恐怖、彼岸と此岸、あらゆる境界をするりと越えて、不思議な光を放つその作品を、百〓をこよなく愛する作家・小川洋子と一緒に楽しもう。「冥途」「梅雨韻」「旅順入城式」「サラサーテの盤」…珠玉の24篇を集めて贈る、新しい内田百〓の世界。
2020.6.11 魚座の男
収められていているのが名作ばかりなのは、編者の力なのか百(けん)の凄さなのか、わからなくなった。
登場人物の心の内をはかりかねたり、夢の中の出来事であろうかと読み進めるうちに読み終えている。
すでに読んだことのある作品なのに、初めての世界に足を踏み入れたような心細さと新鮮な驚きがある。
自然体の天才の魔術の虜になって、また読み始める。
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