医心方 巻二十五B ─小児篇2

槇 佐知子 翻訳

小児特有の夜泣きやひきつけ、皮膚病や腫瘍、過食症などの治療、けがや誤飲の応急処置等々に見る古代人の知恵と工夫。『源氏物語』の解釈や民俗学の研究にも役立つ。

医心方 巻二十五B ─小児篇2
  • シリーズ:シリーズ・全集
  • 28,600円(税込)
  • Cコード:3347
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2006/05/25
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:菊判
  • ページ数:464
  • ISBN:978-4-480-50541-5
  • JANコード:9784480505415
槇 佐知子
槇 佐知子

マキ サチコ

静岡県生まれ。古典医学研究家。日本医史学会会員。日本最古の医学全書『医心方』と『大同類聚方』の研究に取り組み、独学で現代語に全訳。『全訳精解大同類聚方』の刊行により、1986年に菊池寛賞を、87年にエイボン功績賞を受賞。瀧井孝作の推薦で創作も発表している。著書に『医心方の世界』『日本昔話と古代医術』『自然に医力あり』『日本の古代医術』『くすり歳時記』などがある。『医心方全訳精解』全30巻を逐次刊行中。

この本の内容

小児特有の夜泣きやひきつけ、種々の疫病、皮膚病や腫瘍、運動機能障害、言語障害、過食症、けがや誤飲の応急処置等々にみる古代人の驚くべき知恵と工夫。現代中国で癌治療に生かされている薬の記述もある。『源氏物語』の解釈や民俗学、動植物、土石鉱物の研究にも役立つ貴重な書。

この本の目次

小児の癇病(てんかん)の治療法
小児の客忤の治療法
小児の夜啼きの治療法
小児の驚啼の治療法
小児が身体を曲げ屈めて泣く場合の治療法
小児の瘧病の治療法
小児の傷寒の治療法
突然死の治療法
小児に取り憑いた邪気(注病)の治療法〔ほか〕

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