本質をつかむ聞く力 ─ニュースの現場から

松原 耕二

真偽不明の情報が溢れる今の時代、都合のいいことだけを声高に言う人やフェイクニュースにだまされないために、本質を見極め、真実の声を聞くことが大切だ。

本質をつかむ聞く力 ─ニュースの現場から
  • シリーズ:ちくまプリマー新書
  • 858円(税込)
  • Cコード:0200
  • 整理番号:299
  • 刊行日: 2018/06/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:176
  • ISBN:978-4-480-68326-7
  • JANコード:9784480683267
松原 耕二
松原 耕二

マツハラ コウジ

1960年山口県生まれ。1984年TBS入社後、社会部記者、「筑紫哲也NEWS23」「報道特集」のディレクターを経て1997年〜2001年まで夕方の報道番組「ニュースの森」のメインキャスターとなる。2004年ニューヨーク支局長として渡米。帰国後2010年から「NEWS23X(クロス)」のメインキャスターを務める。現在はBS-TBS「週刊報道LIFE」のキャスター・編集長。著書に『反骨――翁長家三代と沖縄のいま』(朝日新聞出版)、『聞く力、話す力――インタビュー術入門』(河出書房新社)、『勝者もなく、敗者もなく』(幻冬舎文庫)、長編小説『記者の報い』(文春文庫)などがある。

この本の内容

真偽不明、玉石混淆の情報があふれている。耳触りのいい言葉や衝撃的な発言を鵜呑みにしてはいけない。フェイクニュースに惑わされないために、何が本当で何が本質か、見極めるにはどうすればいいのだろう。

この本の目次

第1章 聞かない時代―都合のいいことだけを聞きたい(ソンタクが人々の耳をふさぐ
聞く耳をもたず、強弁する人々 ほか)
第2章 歴史の中での聞く力―真実はどこにあるのか(「聞くこと」が生死を分けた
デマはどのように拡散されるのか ほか)
第3章 相手の言葉に耳を澄ませる(もっともらしく聞こえるものこそ、疑おう
相手の「言わないこと」に耳を澄まそう ほか)
第4章 フェイクニュース時代の聞く力(テレビは「聞く力」をどう変えたか
テレビに忍び寄る「ヘイト」と「フェイク」 ほか)

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