根府川へ

岡本 敬三

「『ふんふんなんだかいいにおい』、ああこれだと、なつかしさのようなものが、こみあげてくる。」(加藤典洋)拠り所をなくした人間の哀しみを描く連作短篇小説集。

根府川へ
  • シリーズ:単行本
  • 定価:本体1,800円+税
  • Cコード:0093
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2003/10/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:192
  • ISBN:4-480-80372-6
  • JANコード:9784480803726

この本の内容

拠り所をなくした人間が、人生とどう折り合って生きていくのかを描く連作短編集。

この本の目次

日々の余白
根府川へ
無言歌

読者の感想

2012.11.12 NY

偶然、澁谷の図書館で見つけて読みましたが、すぐに魅了されました。神田駿河台が舞台になっているのも良く、叔父との関係も上手く書かれています。昔、子供だった頃、海水浴に行った思い出を語るシーンは、グッときました。私もそんな思い出があり、松林を抜けてくる潮風の香りが一瞬、蘇ってきたような気がしました。全体にわたって、中年男の悲哀が見事に描かれており、お勧めしたい良品です。

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