馬・車輪・言語(上) ─文明はどこで誕生したのか

デイヴィッド・W・アンソニー 著 , 東郷 えりか 翻訳

全世界30億人が使うインド・ヨーロッパ語。その言語を話していた祖先はどこにいたのか。なぜこれほど拡散できたのか? 言語学と考古学で文明誕生の謎に迫る。

馬・車輪・言語(上) ─文明はどこで誕生したのか
  • シリーズ:単行本
  • 定価:本体2,900円+税
  • Cコード:0020
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2018/05/28
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:416
  • ISBN:978-4-480-86135-1
  • JANコード:9784480861351
デイヴィッド・W・アンソニー
デイヴィッド・W・アンソニー

アンソニー,デイヴィッド・W

ハートウィック大学考古学・人類学教授。東欧から中央アジアにかけてに先史文化の専門家。編著に『The Lost World of Old Europe:The Danube Valley,5000-3000 BC』がある。本書2010年アメリカ考古学協会賞を受賞。

東郷 えりか
東郷 えりか

トウゴウ エリカ

上智大学外国語学部フランス語学科卒業。訳書にフェイガン『古代文明と気候大変動』『水と人類の一万年』、セン『人間の安全保障』、スジック『巨大建築という欲望』ほか。

この本の内容

今日、世界の30億人が話している言語は、印欧語族というグループにまとめられる。言語学者たちは、英語、ヒンディー語などそれぞれの言葉に分岐する前の祖先語の系譜をたどった。すると最も古い祖語の中に「馬」「車輪」「羊毛」といった単語が現れる。その言葉を話していた人びとは、そもそもどこにいたのか?なぜ今日これほどまでに拡散できたのか?歴史言語学者が指し示した言語の化石を、考古学者は遺跡から発掘する。馬の家畜化、騎乗、車輪の痕跡を追跡し、たどりついたのはメソポタミアでもエジプトでもなかった―。文明誕生の契機は農耕の発明とされてきたが、人類の文明化、文明の拡大をもたらした真の要因とは何か?ユーラシア全域を股にかけ、文明誕生前夜の世界を生き生きと描き出す。考古学の壮大なる挑戦。

この本の目次

1 言語と考古学(母言語がもたらす期待と政治
死語をどう再構築するか
印欧祖語の最後の話し手―言語と時代1
羊毛、車輪、印欧祖語―言語と時代2
印欧祖語の原郷の場所―言語と場所 ほか)
2 ユーラシア・ステップの開放(死滅した文化を再構築する方法
最初の農耕民と牧畜民―黒海・カスピ海の新石器時代
牝牛、銅、首長
馬の家畜化と乗馬の起源―歯の物語
古ヨーロッパの終焉とステップの台頭)

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