官僚制としての日本陸軍

北岡 伸一

昭和の陸軍はなぜ崩壊したか

陸軍はなぜ崩壊したのか。近代軍事史を背景に、皇道派や統制派など派閥対立の実態や支那課官僚の動向、宇垣一成の同時代観などの検証を通してその興隆と没落を描く。

官僚制としての日本陸軍
  • シリーズ:単行本
  • 2,860円(税込)
  • Cコード:0031
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2012/09/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:384
  • ISBN:978-4-480-86406-2
  • JANコード:9784480864062
北岡 伸一
北岡 伸一

キタオカ シンイチ

1948年、奈良県に生まれる。1971年、東京大学法学部卒業。1976年、同大学大学院法学政治学研究科博士課程修了(法学博士)。立教大学教授、東京大学教授、国連大使、政策研究大学院大学教授、国際大学学長などを経て、現在、国際協力機構(JICA)理事長。東京大学名誉教授。紫綬褒章受章。著書に、『清沢洌』(中公新書、1987年、サントリー学芸賞)、『日米関係のリアリズム』(中公叢書、1991年、読売論壇賞)、『自民党』(読売新聞社、1995年、吉野作造賞)、『門戸開放政策と日本』(東京大学出版会、2015年)など多数。

著者からのメッセージ

日本陸軍と意思決定のメカニズム[全文を読む]

この本の内容

近代軍事史を背景に、皇道派や統制派など派閥対立の実態や支那課官僚の動向、宇垣一成の同時代観などの検証を通して、昭和陸軍の興隆と没落を描く。

この本の目次

序章 予備的考察
第1章 政治と軍事の病理学
第2章 支那課官僚の役割
補論 満州事変とは何だったのか
第3章 陸軍派閥対立(一九三一‐三五)の再検討
第4章 宇垣一成の一五年戦争批判

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