山本 七平
ヤマモト シチヘイ

大正10(1921)−平成3(1991)年｡東京生まれ｡青山学院高等商業部を卒業｡昭和17年徴兵され､フィリピンで敗戦を迎える｡収容所生活の後､22年復員｡33年に山本書店を創立し､主に聖書学関係の本を出版する｡昭和45(1970)年にイザヤ・ベンダサン名で出した『日本人とユダヤ人』が大ベストセラーになり､第2回大宅ノンフィクション賞を受賞｡以後､自らの戦争体験や独自の日本人論をテーマに多数の著作を残す｡その業績に基づき､56年､第29回菊池寛賞を受賞した｡著書として､他に『洪思翊中将の処刑』(ちくま文庫)など多数ある｡(写真提供：文藝春秋)

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徳川家康（下）

山本 七平 著 

家康は野戦指揮官として優れていると同時に巧みな外交手腕と財政感覚も備えていた。天下を統一し「徳川の平和」を築くまで。 <br /> 【解説： 二木謙一 】

ちくま文庫  文庫判   384頁   刊行日 2010/12/08  ISBN 978-4-480-42781-6
JANコード 9784480427816

定価：本体1,100 円+税

徳川家康（上）

山本 七平 著 

戦国時代に終止符を打った家康が師と仰いだのは、意外にも「地味な超人」毛利元就だった。「関ヶ原の戦い」までの苦難の軌跡。 <br /> 【解説： 二木謙一 】

ちくま文庫  文庫判   384頁   刊行日 2010/12/08  ISBN 978-4-480-42780-9
JANコード 9784480427809

定価：本体1,100 円+税

現人神の創作者たち（上）

山本 七平 著 

日本を破滅の戦争に引きずり込んだ呪縛の正体とは何か。幕府の正統性を証明しようとして、逆に「尊皇思想」が成立する過程を描く。 <br /> 【解説： 山本良樹 】

ちくま文庫  文庫判   288頁   刊行日 2007/10/10  ISBN 978-4-480-42368-9
JANコード 9784480423689

定価：本体880 円+税

在庫  ○

現人神の創作者たち（下）

山本 七平 著 

将軍から天皇への権力の平和的移行を可能にしたのは、水戸学の視点からの歴史の見直しだった。その過程を問題史的に検討する。 <br /> 【解説： 高澤秀次 】

ちくま文庫  文庫判   320頁   刊行日 2007/10/10  ISBN 978-4-480-42369-6
JANコード 9784480423696

定価：本体960 円+税

在庫  ○

洪思翊中将の処刑　下

山本 七平 著 

　武人の矜持　とアメリカの　リーガル・マインド　の相克をＢＣ級戦犯の裁判を通して検証し、　文明の衝突　の犠牲となった洪中将の最期を描く。 <br /> 【解説： 牛村圭 】

ちくま文庫  文庫判   368頁   刊行日 2006/10/10  ISBN 4-480-42270-6
JANコード 9784480422705

定価：本体880 円+税

洪思翊中将の処刑　上

山本 七平 著 

韓国人の帝国陸軍中将はなぜ戦犯になったのか。二重の忠誠に引き裂かれた悲運の生涯と、それが照射する近代日本の「栄光」と汚辱。

ちくま文庫  文庫判   400頁   刊行日 2006/10/10  ISBN 4-480-42269-2
JANコード 9784480422699

定価：本体880 円+税
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