明治史研究の最前線
明治時代はいまどこまで明らかになっているのか。明治史の実証研究の先端を行く研究者三一名の力を結集。研究の推移と現状、到達点を示し、新しい研究視点や課題を考える。幕末維新、内閣制度や皇室制度の創設、政治思想、帝国議会、外交史、経済史や地域に関する研究、宗教や社会に関する研究といった大きなテーマを論じ、関連諸問題についても二四の論点解説で網羅。重層的な明治史の魅力が詰まった歴史ファン必携の一冊。
第1章 維新史研究―幕末を中心に
第2章 政府機構研究―明治前期政治史研究との伴走
第3章 思想史研究―政治思想と人物
第4章 帝国議会史研究―初期議会を中心に
第5章 外交史研究―史料問題を中心に
第6章 経済史研究―この一〇年の回顧と展望
第7章 宗教史研究―最前線の再構築
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