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筑摩選書

鉄の日本史

——邪馬台国から八幡製鐵所開所まで

定価

1,870

(10%税込)
ISBN

978-4-480-01744-4

Cコード

0321

整理番号

226

2022/01/11

判型

四六判

ページ数

272

解説

内容紹介

東アジアの初期鉄器文化が日本に伝わったあと、日本列島内で独自に発展してきたたたら吹き製鉄という他の地域で類を見ないような独自の進化を遂げた過程を紹介し、そして幕末以降の近代製鉄の発展過程と八幡製鉄所の完成、そしてたたら吹製鉄の終焉までの道筋をたどる。古代から近代まで、およそ二〇〇〇年に及ぶ日本における鉄文化の発展過程を繙くことで、鉄がいかに長い時間をかけて私たちにとって身近な金属になってきたかを理解する一冊。

目次

序章 隕鉄利用と人工鉄の出現
第1章 中国・朝鮮半島の古代鉄文化
第2章 日本列島の初期鉄器文化
第3章 古代における鉄生産の技術
第4章 武士の時代の鉄生産―中世
第5章 たたら吹製鉄鈩の完成―江戸時代
第6章 幕末の鉄事情―名藩が独自に鉄の生産を試みる
第7章 官営製鉄所の創業へ―明治時代

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