サバイバル! ─人はズルなしで生きられるのか
「生きる」を
あきらめるな
岩魚を釣り、焚き火で調理し、月の下で眠る…。「素のままで山を登る」クライマーは極限で何を思うのか?生きることを命がけで考えたスポーツ・ノンフィクション。
- シリーズ:ちくま新書
- 836円(税込)
- Cコード:0275
- 整理番号:751
- 刊行日:
2008/11/05
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:256
- ISBN:978-4-480-06452-3
- JANコード:9784480064523
- 在庫 ×
日本海から上高地へ。200kmの山塊を、たった独りで縦断する。持参する食糧は米と調味料だけ。岩魚を釣り、山菜を採り、蛇やカエルを喰らう。焚き火で調理し、月の下で眠り、死を隣りに感じながら、山や溪谷を越えてゆく―。生きることを命がけで考えるクライマーは、極限で何を思うのか?その洞察に、読者は現代が失った直接性を発見するだろう。“私”の、“私”による、“私”のための悦びを取り戻す、回復の書。驚異の山岳ノンフィクション。
第1章 登山からサバイバルへ(墜落
フェアの精神)
第2章 サバイバル実践―日本海から上高地へ(北アルプス単独縦断へ
衣食足りてロハスを知る!? ほか)
第3章 サバイバルの方法論(装備―そぎ落としてなお残るもの
食料―何を食べるかという戦略 ほか)
第4章 サバイバル思想(記憶の片輪
リスクと自由 ほか)
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