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ちくま学芸文庫

詩の自覺の歴史

——遠き世の{詩人:うたびと}たち

定価

1,667

(10%税込)
ISBN

978-4-480-08020-2

Cコード

0195

整理番号

-1-1

1992/10/07

判型

文庫判

ページ数

0

解説

内容紹介

人麻呂、黒人、赤人、旅人、憶良、坂上郎女、家持―。万葉のうたびとたちの精神世界の深奥に分けいり、「うたげ」の詩から「個」の詩への転換を見とどけ、古代日本の表現の発展を、独自の考証と満ちあふれる学識で解明した、著者畢生の大作。日本文学大賞受賞。

目次

宴の歌(暗いうたげ
懽のうたげ)
羇旅歌における叙景詩の胎動
柿本人麻呂と高市黒人
柿本人麻呂の羇旅歌
旅びとの夜の歌(高市黒人
山部赤人)
山部赤人の位置
筑紫詞壇の成立―言志の文学
大伴旅人の讃酒歌
大伴旅人と山上憶良
山上憶良の思想詩―載道の文学
山上憶良の「貧窮問答」
山上憶良の最晩年
大伴坂上郎女の位置―大宰府時代まで
大伴坂上郎女の相聞往来歌
大伴旅人の〓@42FC従たち
姨の力―大伴家持と坂上郎女
旅人没後―大伴家持と坂上郎女
婿と姑―大伴家持と坂上郎女
鬱悒と悽惆と―大伴家持
言志の痛情―大伴家持

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