ちくま学芸文庫
ウィトゲンシュタイン〔増補新版〕
─言語の限界
飯田隆
著
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1,210
円978-4-480-08617-4
0110
-8-1
2001/02/07
文庫判
384
頁安部公房の小説の言葉、谷川俊太郎・西脇順三郎の詩の言葉、中島みゆき・DREAMS COME TRUEの歌の言葉、斎藤茂吉・俵万智の短歌の言葉、そして、広告・写真・映画の言葉などの多彩で魅力的な例文を、言語存在の深奥部を穿つハイデガー言語論の視角から、哲学的抽象論議に終始することなく具体例に即して解きほぐす。ソシュールの構造主義言語学を批判的に乗り越え、これまで本格的に論じられないまま敬遠されることの多かった後期ハイデガーの言語論の根幹をつぶさに検討し、その明日への可能性を探る画期的論考。
第1部 記号としての言葉(言葉は世界を非現実化する―言葉の幻想性
言葉は世界を区切る―言葉の恣意性
ファジーな言葉と定義された言葉―自然言語と科学言語)
第2部 雰囲気としての言葉(言葉には翳がある―言葉のアナログ性
言葉は雰囲気の同じものを集める―雰囲気的同一性
言葉は世界を孕む―雰囲気的空間)
第3部 深淵としての言葉(言葉は響き合う―言葉のシンフォニー
言葉は底なしの深淵である―言葉の魅惑と恐怖
言葉は歴史的途上にある―理念としての言葉)
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