柳宗民の雑草ノオト

柳 宗民 著 , 三品 隆司

カラー図版60点!
路傍にひろがる生命の曼荼羅世界

雑草は花壇や畑では厄介者。でも、よく見れば健気で可愛い。美味しいもの、薬効を秘めるものもある。カラー図版と文で60の草花を紹介する。

柳宗民の雑草ノオト
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,430円(税込)
  • Cコード:0161
  • 整理番号:ヤ-16-1
  • 刊行日: 2007/03/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:272
  • ISBN:978-4-480-09050-8
  • JANコード:9784480090508
柳 宗民
柳 宗民

ヤナギ ムネタミ

園芸研究家。1927-2006年。民芸運動の創始者・柳宗悦の四男として京都市に生まれる。旧制暁星中学校卒業。栃木県農業試験場助手、東京農業大学育種学研究所研究員などを経て独立。柳育種花園を経営するかたわら、執筆やテレビ・ラジオで活躍。著書に『柳宗民の雑草ノオト』(ちくま学芸文庫)、『日本の花』(ちくま新書)、『ゼラニューム NHK趣味の園芸』など多数ある。

三品 隆司
三品 隆司

ミシナ タカシ

1953年生まれ。科学ライター、イラストレーター。多数の科学書の執筆、描画がある。

この本の内容

空き地や路傍でよく見かける雑草は、花壇や畑では厄介者。けれども、その可憐な花には四季の風情を感じさせる愛らしさが漂っている。春の悦びを告げるナズナ、初夏に白い花が清々しいドクダミ、万葉の歌人も愛した秋の七草オミナエシ。食べたら美味しいもの、すぐれた薬効を発揮するものもある。本書では、60の草花の特性と来歴を解説。練達の園芸家が庭の片すみで植物を見つめ、そのたくましさと生命の神秘に惜しみない賞賛を捧げる。美しい水彩画もお楽しみあれ。

この本の目次

第1章 春(ナズナ
ホウコグサ
ハコベ ほか)
第2章 夏(クサノオウ
タケニグサ
ムラサキケマン ほか)
第3章 秋(ヨモギ
アワコガネギク
セイタカアワダチソウ ほか)

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