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定価

1,540

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09069-0

Cコード

0144

整理番号

-21-1

2007/06/06

判型

文庫判

ページ数

464

解説

内容紹介

その向こうには何がある?巨大な装置で誤差を抑え天体の運行を観測した時代。レンズで対象との距離を縮め、間近に天体を覗こうとした時代。電波や宇宙線など、人間の五感を超えた情報で宇宙を探った時代。宇宙は人間の持てる道具とともに、その広がりと奥行きを深めた。この先、人間は宇宙にいったい何を発見するのだろう。先史時代の天文遺跡に始まり、コペルニクス、ブラーエ、ケプラー、ガリレオ、ニュートンら偉人の業績をひもとき、量子力学と相対論によって劇的に変貌した20世紀天文学へ、宇宙物理学へといたる。研究最前線の学者による壮大な天文学通史。写真・図版多数。

目次

プロローグ
史前史時代の天文学
古代の天文学
ギリシャ天文学
中世の天文学
近代への移行期
近代の天文学(力学的自然観の発展
恒星から星雲へ)
20世紀の天文学
現代天文学の方向―21世紀への展望
エピローグ―宇宙の中の人間

著作者プロフィール

桜井邦朋

( さくらい・くにとも )

1933年、埼玉県生まれ。京都大学理学部卒業。同大学助教授を経てNASA上級研究員、メリーランド大学教授。のち神奈川大学工学部教授、同大学学長を歴任。その間、ユトレヒト大学、中国科学院、インド・ターター高等学術研究所、スタンフォード大学で客員教授。現在は早稲田大学理工学総合研究センター客員顧問研究員。理学博士。専攻は宇宙物理学、太陽物理学。著書に『宇宙物理学』(共立出版)、『宇宙線物理学(編著)』『高エネルギー宇宙物理学』(以上、朝倉書店)、『福沢諭吉の「科學のススメ」』(祥伝社)ほか多数。

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