問題をどう解くか ─問題解決の理論

ウェイン・ウィケルグレン 著 , 矢野 健太郎 翻訳

問題の意味すらわからない、
という人のために。

初等数学やパズルの具体的な問題を解きながら、解決に役立つ基礎概念を紹介。方法論を体系的に学ぶことのできる貴重な入門書。

問題をどう解くか ─問題解決の理論
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,540円(税込)
  • Cコード:0141
  • 整理番号:ウ-25-1
  • 刊行日: 2014/08/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:352
  • ISBN:978-4-480-09624-1
  • JANコード:9784480096241
矢野 健太郎
矢野 健太郎

ヤノ ケンタロウ

1912−1993。東京生まれ。東京大学理学部数学科卒業。東京工業大学名誉教授。プリンストン高等研究所留学中に、アインシュタインの薫陶を受ける。専攻は微分幾何学。著書に『アインシュタイン伝』(新潮社)『数学物語』(角川書店)など専門書から啓蒙書まで多数。雑誌「数学セミナー」(日本評論社)の創刊にもたずさわる。(写真提供:日本評論社)

この本の内容

ポリアの『いかにして問題をとくか』の影響を受けつつ、それよりも体系的に問題解決の理論を解説。著者は実際に本書の方法をマサチューセッツ工科大学の学生に実践させ、問題解決能力を大いに向上させたという。書きぶりは懇切丁寧で、初等的な数学の問題やパズルを解きながら、著者が小出しにするヒントをもとに、読者がみずから考えることのできるよう書かれている。数学力・論理的思考力を鍛えるための必読書!

この本の目次

1 緒言
2 問題の理論
3 推理
4 行動系列の分類
5 状態評価と山登り法
6 サブゴール
7 矛盾の方法
8 逆に考える
9 問題の間の関係

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