人間とはなにか 上 ─脳が明かす「人間らしさ」の起源
人間を人間たらしめているものとは何か? 脳科学界を長年牽引してきた著者が、最新の科学的成果を織り交ぜつつその核心に迫るスリリングな試み。
人間はほかの動物といったい何が違うのか。「人間らしさ」は、いつ、どのようにして芽生えたのか。この永遠の謎に、右脳/左脳や分離脳の研究などで知られる認知神経科学者マイケル・S・ガザニガが挑む。人類の進化の過程は、類人猿がいくつかの初期人類を経てホモ・サピエンスへと至る図によって、しばしば説明される。だが、人間が誕生したそのとき、ある決定的な位相変化が生じたはずだと著者は主張する。その変化とははたして何か。そのとき、脳には何が起こったのか―。上巻では、脳の構造から見た人間と動物との相違を概観したのち、社会性、倫理、情動といった人間の諸特性が検討される。
第1部 人間らしさを探究する(人間の脳はユニークか?
デートの相手にチンパンジー?)
第2部 ともに生き抜くために(脳と社会と嘘
内なる道徳の羅針盤
他人の情動を感じる)
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