日本史でたどるニッポン

本郷 和人

日本という国はどのようにして今の日本になったのか。日本史を通して、一つの国として成立する過程や国民性、宗教などを解説する。

日本史でたどるニッポン
  • シリーズ:ちくまプリマー新書
  • 924円(税込)
  • Cコード:0221
  • 整理番号:344
  • 刊行日: 2020/02/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:224
  • ISBN:978-4-480-68371-7
  • JANコード:9784480683717
本郷 和人
本郷 和人

ホンゴウ カズト

1960年東京生まれ。東京大学・同大学院で石井進氏・五味文彦氏に師事し、日本中世史を学ぶ。専攻は中世政治史、古文書学。東京大学史料編纂所で『大日本史料』第五編の編纂を担当し、現在は、東京大学大学院情報学環准教授。実証的な研究に基づきながら、歴史に「物語」と「人物」を取り戻そうと試みている。著書に『中世朝廷訴訟の研究』(東京大学出版会)、『新・中世王権論』(新人物往来社)、『人物を読む日本中世史』(講談社選書メチエ)がある。

この本の内容

日本という国はひとつの民族が、ひとつの言語を使い、ひとつの国家を形成して、長い長い歴史を持っていると習います。けれどそれは明治時代から戦前までの教育の名残です。では、どのように今の日本になったのか?

この本の目次

第1章 日本は最初からひとつの国だったのか(日本は地政学的に恵まれている
最初は西日本中心の国だった ほか)
第2章 外圧でしか変わらないニッポン(外圧で国のあり方が大きく変わる
最初の「外圧」は“白村江の戦”での敗戦 ほか)
第3章 世襲バンザイ!(「才能」より「世襲」が力を持つ日本
唯一「世襲」がなかった明治政府 ほか)
第4章 日本の歴史と宗教の関係(仏教が受け入れられたのは神道が多神教だったから
中世の仏教を引っ張った二つの密教 ほか)
第5章 日本史を学ぶ意義(知ることの大切さ
日本史を学ぶ意味 ほか)

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