原田信男
( はらだ・のぶお )原田 信男(はらだ・のぶを):1949年生まれ。食文化史研究家。国士舘大学名誉教授、京都府立大学客員教授。著書に『江戸の料理史――料理本と料理文化』(中公新書、サントリー学芸賞受賞)、『歴史のなかの米と肉――食物と天皇・差別』(平凡社選書、小泉八雲賞受賞)などがある。
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ヒトは生命をつなぐために「食」を獲得してきた。それは文化を生み、社会を発展させ、人間らしい生き方を創る根本となった。いま、人間性の原点である食について考え直す。
第1章 食と文化―生命と文化をつなぐもの
第2章 地球と生命―食物連鎖ということ
第3章 狩猟と牧畜の文化―人間と動物の関係
第4章 農耕という文化―豊かさと貧しさ
第5章 ムギとコメの文化―牧畜と漁撈との関連
第6章 日本の食文化―コメと肉と料理文化
第7章 家庭と集団の食―共食の構造
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