はじめての刑法入門

谷岡 一郎

刑法の「常識」は
社会の「非常識」!?

刑法は誰のために書かれているのか? 何をしたら犯罪なのか? 刑罰の思想とは? 裁判のポイントを見誤らないために、知っておきたいエキスが詰まった15講。

はじめての刑法入門
  • シリーズ:ちくまプリマー新書
  • 858円(税込)
  • Cコード:0232
  • 整理番号:121
  • 刊行日: 2009/11/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:192
  • ISBN:978-4-480-68824-8
  • JANコード:9784480688248
谷岡 一郎
谷岡 一郎

タニオカ イチロウ

1956年大阪生まれ。1980年に慶鷹義塾大学法学部を卒業後、1983年南カリフォルニア大学行政管理学修士課程を修了、1989年社会学部博士課程を修了(Ph.D.)。大阪商業大学教授を経て、1997年大阪商業大学学長、2005年学校法入谷岡学園理事長。専門は犯罪学、ギャンブル社会学、社会調査論。著書に『「社会調査」のウソ――リサーチ・リテラシーのすすめ』(文春新書)、『ツキの法則――「賭け方」と「勝敗」の科学』(PHP新書)、『データはウソをつく――科学的な社会調査の方法』『SFはこれを読め!』『はじめての刑法入門』(以上、ちくまプリマー新書)、『40歳からの知的生産術』『定年後の知的生産術』(ちくま新書)、など多数。

この本の内容

刑法は誰のために書かれているのか?何をしたら犯罪なのか?刑罰の思想とは?裁判のポイントを見誤らないために、知っておきたいエキスが詰まった15講。

この本の目次

規範と刑法
刑罰は重くなっている?―厳罰化の時代
国が「刑罰を与える」という意味―罪刑法定主義と刑法
駐車違反も犯罪?―犯罪成立要件について
誰も犯罪の数を知らない―犯罪統計の不思議な実態
犯罪って何種類あるの?―総論と各論
刑法は誰のために書かれているか―刑法の二つの機能
日本の刑事裁判
酔っていて、よく覚えておりません…―責任の話
死刑になるかもしれない年齢―少年法と刑法
刑罰の始まりはいつ?どんな刑?―刑罰の思想
カメラは正直者―環境と犯罪
死刑存廃論争
競馬が賭博罪に違反しない理由など―違法性阻却事由
国際法と国際刑事裁判所―パワー・ポリティクスろ刑事司法
刑法改正の方向性について―日本の刑法がより機能するために必要なこと

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