経済学の3つの基本 ─経済成長、バブル、競争

根井 雅弘

戦後史に学ぶ
経済の考え方

経済学の考え方はひとつではない。これまでにさまざまな学説が生まれ、対立し合ってきた。「経済成長」「バブル」「競争」の三つの基本テーマで経済学の多様性を学ぶ。

経済学の3つの基本 ─経済成長、バブル、競争
  • シリーズ:ちくまプリマー新書
  • 748円(税込)
  • Cコード:0233
  • 整理番号:203
  • 刊行日: 2013/10/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:112
  • ISBN:978-4-480-68905-4
  • JANコード:9784480689054
根井 雅弘
根井 雅弘

ネイ マサヒロ

1962年宮崎県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、京都大学大学院経済学研究科教授。専攻は現代経済思想史。経済学の歴史を丁寧にひもとき、経済学者らが残していった思想や考え方を、多くの読者に伝えつつ、経済学のさらなる発展に努めている。著書に『経済学の歴史』(講談社学術文庫)、『経済学の教養』『ケインズとシュンペーター』(NTT出版)、『現代イギリス経済学の群像』(岩波書店)、『市場主義のたそがれ』『物語 現代経済学』(中公新書)、『経済学のことば』(講談社現代新書)、『入門 経済学の歴史』(ちくま新書)、『経済学はこう考える』『20世紀をつくった経済学』(ちくまプリマー新書)ほか多数。

この本の内容

経済学の考え方はひとつではない。これまでにさまざまな学説が生まれ、対立し合ってきた。「経済成長」「バブル」「競争」の三つの基本テーマで戦後経済をふり返りながら、経済思想の多様性を学ぶ。

この本の目次

第1章 経済成長への夢(経済成長と豊かさ
ケインズ経済学の考え方
所得倍増計画 ほか)
第2章 バブルの宴のあと(わが国のバブル経済の特徴
ガルブレイスの警告
フィッシャーとミンスキー ほか)
第3章 競争とは何か(完全競争
近代経済学者の意見書
「イノベーションの促進」までは言えない ほか)

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