高木 敏雄
タカギ トシオ

1876−1922。熊本県生まれ。1900年東京帝国大学文科大学独逸文学科卒業。第五高等学校教授、東京高等師範学校教授、松山高等学校講師、大阪外国語大学教授を務める。1913年には柳田國男と協力して日本で初めての本格的な民俗学の月刊誌『郷土研究』を創刊した。またこのころ南方熊楠とも濃密な交流が続いた。西欧(とくにドイツ)の学説と方法を移入し、日本神話・伝説研究の分類・体系化を試み、日本民俗学黎明期にこの分野での先駆的業績を残した。この高木によってなされた近代的な〈神話研究〉は後の多くの研究者に継承されてゆくことになる。主な著書:『比較神話学』、『日本伝説集』、『日本神話伝説の研究』、『童話の研究』等。

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人身御供論

高木 敏雄 著 

人身供犠は、史実として日本に存在したのか。民俗学草創期に先駆的業績を残した著者の、表題作他13篇を収録した比較神話・伝説論集。解説 山田仁史

ちくま学芸文庫  文庫判   304頁   刊行日 2018/11/08  ISBN 978-4-480-09896-2
JANコード 9784480098962

定価:本体1,200 円+税

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日本伝説集

高木 敏雄 著 

全国から集められた伝説より二五〇篇を精選。民話のほぼ全ての形式と種類を備えた決定版。日本人の原風景がここにある。 <br /> 【解説: 香月洋一郎 】

ちくま学芸文庫  文庫判   320頁   刊行日 2010/08/09  ISBN 978-4-480-09311-0
JANコード 9784480093110

定価:本体1,200 円+税

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