古典落語の力

舌先三寸、あやかしの世界。かつて道行く人々の足を止め、殿様の高慢・愚昧を笑いとばした「語り芸」は、一億総おしゃべり時代にどう活力を維持していくのか?

古典落語の力
  • シリーズ:シリーズ・全集
  • 1,078円(税込)
  • Cコード:0376
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1988/07/26
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:248
  • ISBN:4-480-05114-7
  • JANコード:9784480051141

この本の内容

かつて道行く人々の足を止め、ふんぞり返った殿様の愚劣さを笑いとばした「語り芸」は、一億総おしゃべり時代の現代にどう活力を維持していくのか?古今の名人芸の語り口を自在に引用し、落語の持つ魅力と魔力を語る落語ファン必読の1冊。

この本の目次

語り芸の魅力(1億総おしゃべり時代
あやかしの力―名人芸伝説
「かたり」と「かたられ」)
落語の生理(落語は今どうなっているか
「はなす」「よむ」「しゃべる」「かたる」
落語の構造
落ちのないはなし)
語り手と聞き手とネタ(「語り部」から「咄家」まで
落語の素)
語り方の変遷(テキストのない「古典」
咄本以前
咄本以後
近代化以後)
語りエネルギーの回復(伝えるものと創るもの
「かたられる」側の力)
幸福な被害例―私家版古典落語50選

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