映画はもうすぐ百歳になる

四方田 犬彦

映画をめぐる無数の諸問題−−作家、テーマ、俳優、批評、引用、説話、イデオロギー−−を一四二本の断章によって縦横に論じた「楽しい映画史」の本。

映画はもうすぐ百歳になる
  • シリーズ:シリーズ・全集
  • 定価:本体1,600円+税
  • Cコード:0374
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1986/05/30
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六変判
  • ページ数:296
  • ISBN:4-480-05509-6
  • JANコード:9784480055095
四方田 犬彦
四方田 犬彦

ヨモタ イヌヒコ

1953年生まれ。東京大学にて宗教学を、同大学院にて比較文学を専攻。映画と言語芸術を中心に、料理から漫画まで文化現象を批評。アジア映画関係の著書に『電影風雲』『怪奇映画天国アジア』『アジア映画の大衆的想像力』などがある。詩集に『わが煉獄』小説に『すべての鳥を放つ』、翻訳に『パゾリーニ詩集』がある。伊藤整文学賞、桑原武夫学芸賞、芸術選奨文部科学大臣賞など受賞多数。

この本の内容

犬神座封切142本立。映画の100年を自らフィルム体験へ呼び返す《楽しい映画史》

この本の目次

第1章 映画は誕生したばかりだった。人々はあわてふためき、今見たばかりの列車の到着を性急に定義付けようとした。
第2章 クローズ・アップは映画を夢のリボンへと変えた。
第3章 映画は移動の快楽を覚え、みずから反復するすべを学んだ。
第4章 映画は音声を獲得した。音は画面をいっそう「真実」に近付けた。
第5章 色彩の導入は映画をなにからなにまで変えてしまった。
第6章 映画は意味作用の集合体として、分析の対象となった。
第7章 映画はしきりに越境への誘惑を説き続けた。
第8章 だれもが同じ言葉で映画を語り、映画を信じていた時代というものが存在していた。
第9章 彼らは生き、作品を完成し、そして忘れられた。
第10章 難解なフィルムとはなんだろうか。退屈なフィルムとはなんだろうか。映画にははたして批評が必要なのだろうか。
第11章 映画のことばかり考えていたわけではなかった。けれど、映画はいつも眼の前にあった。
第12章 映画はもうすぐ百歳になる。それがなんなのか、今ではだれ一人として定義できなくなってしまった。

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