人を動かす情報術

春木 良且

ウェブ時代の新教養

情報の効果的な使い方は、すべて場面によって変わってくる。受身の情報リテラシーから脱却して、武器として情報を使うノウハウを解説した現代人のための情報論。

人を動かす情報術
  • シリーズ:ちくま新書
  • 814円(税込)
  • Cコード:0200
  • 整理番号:671
  • 刊行日: 2007/08/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:256
  • ISBN:978-4-480-06378-6
  • JANコード:9784480063786
春木 良且
春木 良且

ハルキ ヨシカツ

1956年生まれ。東京大学工学系研究科博士課程単位取得期間満了退学(先端学際工学専攻)。現在、フェリス女学院大学国際交流学部教授。1970年代の後半から小型コンピュータに関心を持ち、企業で研究開発などに携わる。1995年に現職に就いて以降、消費者側からの技術評価に軸足を移す。学問領域を横断した、新しい学問手法「?げる学問」の体系化をライフワーク的なテーマとし、本書はその一環でもある。近年では、ネット配信の進展により、音楽がメディアを脱し、「音楽=情報」となる現象に大きな関心を持つ。著書に『オブジェクト指向への招待』(近代科学社)、『オブジェクト指向実用講座』(インプレス)、『情報って何だろう』(岩波ジュニア新書)などがある。

この本の内容

情報化社会と言われ、情報リテラシーの重要性が叫ばれてひさしい。しかし、いままでの情報論は、少々「受身」にすぎなかっただろうか?情報は、相手の行動を決定する非常に積極的な武器でもあるのだ。新聞、テレビからブログまでのメディアのちがい、集団と個人の感覚の差、無意識のレベルに作用する広告の作り方…。情報の効果的な使い方は、すべて場面によって変わってくることを踏まえた上での、それぞれにあわせた戦略―「情報スタイリング」―を提唱する。

この本の目次

第1章 情報には力がある
第2章 メディアが見えなくしているもの
第3章 情報には受け手がいる
第4章 メディアと意思決定
第5章 情報に情報で戦う
第6章 技術で変わるもの、変わらないもの

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