ウェブ時代の暗号  ─ネットセキュリティの挑戦

熊谷 直樹

eメールで秘密をどう伝えるか?

秘密をどう伝えるか。いかに見破るか。有史以来この攻防は暗号をめぐって行われ、いま主戦場はウェブに移った。現代の暗号理論と技術を解説し、その意義を問う。

ウェブ時代の暗号  ─ネットセキュリティの挑戦
  • シリーズ:ちくま新書
  • 770円(税込)
  • Cコード:0204
  • 整理番号:696
  • 刊行日: 2007/12/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:224
  • ISBN:978-4-480-06402-8
  • JANコード:9784480064028
熊谷 直樹
熊谷 直樹

クマガイ ナオキ

1950年兵庫県生まれ。PCがマイコンと呼ばれていた時代に米国製のマイコンを購入。VisiCalcと出会い、コンピュータの可能性を強く認識する。その後メインフレームの世界まで守備範囲を広げ、米国SoftwareMagazineの日本語版ニューズレターの編集長を務めると同時に、IT関連の書籍やマニュアルライティングといった執筆活動を行う。現在は、企業情報システム導入コンサルタント、企業WEBサイト構築コンサルタント、マーケティングコンサルタントなど、著述業だけでなく、コンサルタントとしての活動の場を広げている。

この本の内容

秘密をどう伝えるか。秘匿をどうやって見破るか。この攻防は有史以来、「暗号」という舞台で繰り広げられてきた。その構図は今も変わらない。主戦場はインターネット上に移り、暗号の研究者と、解読を企てるハッカーとの間で夜を日に継いだ闘いが続いている。クレジット決済、ネット・バンキングなどが一般化した現在、暗号技術を駆使したウェブ・セキュリティは、あらゆる企業にとって不可避の課題となった。本書では、暗号を可能にする理論や仕組みを解説し、現代の暗号社会の核心に迫る。

この本の目次

第1章 暗号は何に使われているのか(職場パソコンからの恋愛メールにご用心
さらに高度になった従業員監視技術 ほか)
第2章 暗号と暗号化(暗号化
暗号化の種類 ほか)
第3章 ネットワーク社会と暗号(インターネットは危険がいっぱい
電子メール ほか)
第4章 暗号解読と攻撃法(暗号解読
暗号攻撃方法 ほか)

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