心理諜報戦

野田 敬生

私たちは操られている?

敵の心理を操作し、偽情報で攪乱するのが心理・欺瞞工作だ。捏造・歪曲、宣伝により、敵は疑心暗鬼に陥り、やがて自壊する。知られざる「認知操作」の実態とは。

心理諜報戦
  • シリーズ:ちくま新書
  • 792円(税込)
  • Cコード:0231
  • 整理番号:704
  • 刊行日: 2008/02/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:240
  • ISBN:978-4-480-06411-0
  • JANコード:9784480064110
野田 敬生
野田 敬生

ノダ ヒロナリ

1970年生まれ。東京大学文学部言語学科中退。国家I種試験に合格し94年、公安調査庁に入庁。98年夏、米国中央情報局(CIA)情報分析研修に派遣。現在は、ジャーナリストとして、主に週刊誌や月刊誌で執筆。調査能力の高さと分析の綿密さは定評があり、数数のスクープをものにしている。著書・共著に『諜報機関に騙されるな!』『心理諜報戦』(いずれもちくま新書)のほか、『CIAスパイ研修』『溶解する公安調査庁』(いずれも現代書館)、『公安アンダーワールド』(宝島社)など。

この本の内容

国際政治の裏側で、今この瞬間も繰り広げられている世論誘導や謀略の数々。対象の心理を操作し、偽情報で攪乱するのが心理・欺瞞工作だ。情報の捏造、歪曲、宣伝により、敵は疑心暗鬼に陥り、やがて自壊する―。映画顔負けの権謀術数の実際例から、各国機関の研究内容、そして私たちが誤情報に踊らされないための対抗手段まで。知られざる「認知操作」の実態を明かす。

この本の目次

第1章 心理工作と欺瞞工作
第2章 認知操作
第3章 中国・朝鮮半島
第4章 ロシア
第5章 謀略と謀略論
第6章 対抗手段

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