慢性疼痛 ─「こじれた痛み」の不思議
腰が、肩が、膝が
頭が……
本当に運動不足や老化現象でしょうか。家族から大袈裟といわれたり、未知の病気じゃないかと心配していませんか。さあ一緒に「こじれた痛み」を癒しましょう!
- シリーズ:ちくま新書
- 814円(税込)
- Cコード:0247
- 整理番号:940
- 刊行日:
2012/01/05
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:208
- ISBN:978-4-480-06644-2
- JANコード:9784480066442
- 在庫 ×
その苦痛を、家族から「大袈裟だ」といわれたことはありませんか。整形外科医などの所見以上に苦しくて、いくら周囲に説明してもなかなか分かってもらえない独特の痛み方ではないですか。何度検査しても「異常なし」と診断されたり、毎回異なる病名を告げられたりしていませんか。日本人の七人に一人に疼痛があり、その八割の人は治療効果が上がっていないと推定されます。痛みは我慢するほど膨れ上がります。でも、大丈夫。一緒に「こじれた痛み」を癒しましょう。
第1章 「心因性による慢性疼痛」とは何か(痛みは個人的感覚
痛みの感覚は無限大 ほか)
第2章 「得体の知れない痛み」という疾患(人気作家を襲った激痛
こんな激痛が心因から起きるはずがない ほか)
第3章 なぜ心療内科医が痛みを診るのか(断腸の思い
がっかり盲腸 ほか)
第4章 治療という戦い(厚さ五センチのカルテ
痛みのキャッチ法 ほか)
第5章 「分かってもらえない痛み」への理解(悩みを相談する人の心理
「分かってもらえない」いらだちが痛みを増幅させる ほか)
2016.7.27 あやめ
最初に夏樹静子さんの本を読んだ後、平木秀人さんに行きつきました。心因から胃とか腸なら理解できますが、やはり腰痛は意外でした。私自身は腰痛慢性化して一年半余り、器質的には問題がほぼなく、しかし70歳と言う年齢からもう仕方ないと思っています。一時よりらくにはなりましたので、まあ、このままで良いか と暮らしてます。しかし、私の生い立ち、性格、考え方等、十分すぎる程当てはまるところを見ると、ひょっとして治るかもしてないとも思いだしましたが、とりあえずは自身で頑張ってみます。
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