ルポ 賃金差別

竹信 三恵子

あなたの給料は、
なぜ安いのか?

パート、嘱託、派遣、契約、正規……。同じ仕事内容でも、賃金に差が生じるのはなぜか? 非正規雇用という現代の「身分制」をえぐる、衝撃のノンフィクション!

ルポ 賃金差別
  • シリーズ:ちくま新書
  • 定価:本体760円+税
  • Cコード:0236
  • 整理番号:955
  • 刊行日: 2012/04/04
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:224
  • ISBN:978-4-480-06660-2
  • JANコード:9784480066602
竹信 三恵子
竹信 三恵子

タケノブ ミエコ

東京生まれ。ジャーナリスト・和光大学教授。1976年、朝日新聞社入社、経済部記者、シンガポール特派員、学芸部次長、総合研究センター主任研究員、編集委員兼論説委員(労働・ジェンダー担当)などを経て、2011年4月から現職。2009年、「貧困ジャーナリズム大賞」受賞。著書に『ミポージン日記』(岩波書店、2010年)、『女性を活用する国、しない国』(岩波ブックレット、2010年)、『ルポ 雇用劣化不況』(岩波新書、2009年、日本労働ペンクラブ賞受賞)、『ワークシェアリングの実像』(岩波書店、2002年)、『日本株式会社の女たち』(朝日新聞社、1994年)など。

この本の内容

同じ職場で同じ働き方をしていても、賃金に差が生じるのはなぜなのか?労働者の三人に一人が非正規雇用となり、受け取る生涯賃金にも大きな格差が生まれている。本書はアルバイト・パート・嘱託・派遣社員・契約社員など「働く人の賃金」に焦点を当て、現代日本の労働問題を考察する。賃金というものさしから、いま働く現場で何が起きているのかを読み解き、現代日本の「身分制」を明らかにする、衝撃のノンフィクション。

この本の目次

第1章 賃金差別がつれてきた世界
第2章 かけ替えられた看板
第3章 「能力」と「成果」の罠
第4章 労働と「ボランティア」の狭間で
第5章 「派遣」という名の排除
第6章 最悪の賃下げ装置

読者の感想

2012.5.09 かわせみ

 賃金抑制がどのような形で実施され、社会からどう見られることで実現してしまったのかがよくわかりました。また実例も多数でていて身近に感じます。個々人の意識・行動がとても大事、これをどう盛り上げていくか、一旦盛り上がった意識が下がっているように思います。
 ここの賃金抑制や労働条件悪化がまわりまわって、社会構成員全体の基盤を破壊してきている。61歳の私ですが、いろいろなことに関心を持ち反応して生きていきたいと思わせる本です。

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