流罪の日本史

渡邊 大門

地位も名誉も財産も剥奪された罪人は、縁もゆかりもない遠隔地でどのように生き延びたのか。彼らの罪とは。事件の背後にあった、闘争と策謀の壮絶なドラマとは。

流罪の日本史
  • シリーズ:ちくま新書
  • 定価:本体860円+税
  • Cコード:0221
  • 整理番号:1290
  • 刊行日: 2017/11/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:272
  • ISBN:978-4-480-06999-3
  • JANコード:9784480069993
渡邊 大門
渡邊 大門

ワタナベ ダイモン

歴史学者。1967年神奈川県生まれ。関西学院大学文学部史学科日本史学専攻卒業。佛教大学大学院研究科博士後期課程修了。博士(文学)。近著に『地理と地形で読み解く 戦国の城攻め』『井伊直虎と戦国の女傑たち――70人も数奇な人生』(光文社知恵の森文庫)、『戦国史の俗説を覆す』『家康伝説の嘘』(柏書房)、『おんな領主井伊直虎』(中経の文庫)、『進化する戦国史』(洋泉社)など、多数。

この本の内容

日本史上初の流罪は近親相姦の姫、恨みのあまり怨霊になった天皇、親鸞や日蓮の法難、真田昌幸・信繁親子や宇喜多秀家の苦しい流人生活…。流罪は死刑につぐ大罪で、罪状や時代によって、流される場所は細かく規定されていた。誰がどんな罪でどこに流されたか。地位も名誉も財産も剥奪されて遠隔地に追われた罪人と一族は、縁もゆかりもない土地で、どう生き延びたのか。そこには権力闘争や策謀の壮絶なドラマがあった―。古代から近代までの流刑の変遷を辿り、そこに見える刑罰観の変遷を読み解く!

この本の目次

第1章 流罪とは何か(日本史上初の流罪は近親相姦
流罪第一号の女性「軽大娘皇女」 ほか)
第2章 鎌倉時代―影響力ある者は流罪が最適(『御成敗式目』の流罪の規定
偽文書作成なども流罪 ほか)
第3章 南北朝・室町時代―実質的な死刑あるいはパフォーマンス(『建武式目』の制定
「追加法」と流罪 ほか)
第4章 戦国時代―権力誇示のための「見せしめ」(戦国家法に見る流罪
『六角氏式目』と『大内字掟書』 ほか)
第5章 江戸時代―増える犯罪人を江戸から離島へ(江戸時代の流罪
流人の生活 ほか)

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