英米哲学入門 ─「である」と「べき」の交差する世界

一ノ瀬 正樹

私が生まれる前にも世界は本当にあったの? 因果関係って実はいっさい存在しない? 哲学の根本問題を経験や言語を足場に考え抜く、笑いあり感動ありの入門講義。

英米哲学入門 ─「である」と「べき」の交差する世界
  • シリーズ:ちくま新書
  • 定価:本体980円+税
  • Cコード:0210
  • 整理番号:1322
  • 刊行日: 2018/04/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:368
  • ISBN:978-4-480-07132-3
  • JANコード:9784480071323
一ノ瀬 正樹
一ノ瀬 正樹

イチノセ マサキ

一九五七年茨城県土浦市に生まれる。東京大学文学部卒業。東京大学大学院哲学専攻博士課程修了。一九九七年に博士(文学)の学位を取得。現在、東京大学大学院人文社会系研究科哲学専攻教授、および英国オックスフォード大学Honorary Fellow。和辻哲郎文化賞および中村元賞受賞。専門は哲学(因果論および人格論)。著書に『人格知識論の生成──ジョン・ロックの瞬間』『死の所有──死刑・殺人・動物利用に向きあう哲学』(ともに東京大学出版会)、『原因と結果の迷宮』『原因と理由の迷宮──「なぜならば」の哲学』(ともに勁草書房)、『功利主義と分析哲学──経験論哲学入門』(日本放送出版協会)、『確率と曖昧性の哲学』(岩波書店)などがある。

この本の内容

私が生まれる前にも世界は本当に存在していたのか?ものごとには原因と結果があるという確信は、実は思い込みにすぎないのではないか?この世界の当たり前のありようを疑い、立ち止まって問うてみること。それこそが哲学の入口であり核心である。ロック、バークリ、ヒューム、ラッセル、ウィトゲンシュタイン…「経験」や「言語」を足場に考え抜いた哲学者たちの議論を糸口に、素朴にして深遠な哲学の根本問題へといざなう。事実(である)と規範(べき)が織りなす世界の謎を読者とともに思考する、笑いあり涙あり(?)の入門講義。

この本の目次

第1章 世界のすがた(リアリティの謎
観念論の洞察
条件文的な可能性 ほか)
第2章 世界のきまり(必然性あれこれ
ないけど肯定される因果
ランダム性、そして混沌 ほか)
第3章 世界にすまう(因果にしみこむ不在性
因果と予防
「である」と「べき」のはざま)

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