英米哲学入門 ─「である」と「べき」の交差する世界
私が生まれる前にも世界は本当にあったの? 因果関係って実はいっさい存在しない? 哲学の根本問題を経験や言語を足場に考え抜く、笑いあり感動ありの入門講義。
私が生まれる前にも世界は本当に存在していたのか?ものごとには原因と結果があるという確信は、実は思い込みにすぎないのではないか?この世界の当たり前のありようを疑い、立ち止まって問うてみること。それこそが哲学の入口であり核心である。ロック、バークリ、ヒューム、ラッセル、ウィトゲンシュタイン…「経験」や「言語」を足場に考え抜いた哲学者たちの議論を糸口に、素朴にして深遠な哲学の根本問題へといざなう。事実(である)と規範(べき)が織りなす世界の謎を読者とともに思考する、笑いあり涙あり(?)の入門講義。
第1章 世界のすがた(リアリティの謎
観念論の洞察
条件文的な可能性 ほか)
第2章 世界のきまり(必然性あれこれ
ないけど肯定される因果
ランダム性、そして混沌 ほか)
第3章 世界にすまう(因果にしみこむ不在性
因果と予防
「である」と「べき」のはざま)
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