国際法

大沼 保昭

国際法がわからなければ、我々はグローバル時代を生き抜くことはできないし、現代史も理解できない。基本から体系的に理解できる、第一人者による待望の入門書。

国際法
  • シリーズ:ちくま新書
  • 定価:本体1,100円+税
  • Cコード:0232
  • 整理番号:1372
  • 刊行日: 2018/12/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:416
  • ISBN:978-4-480-07165-1
  • JANコード:9784480071651
大沼 保昭
大沼 保昭

オオヌマ ヤスアキ

1946年生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科教授、明治大学法学部特任教授などを歴任。東京大学名誉教授。専攻は国際法学。著書『サハリン棄民』(中公新書、1992年)、『人権、国家、文明』(筑摩書房、1998年)、『「慰安婦」問題とは何だったのか』(中公新書、2007年)、『「歴史認識」とは何か』(中公新書、2015年)、International Law in a Transcivilizational World,(Cambridge University Press,2017)など多数。2018年10月逝去。

読者の感想

2018.12.11 俗人

アジアを代表する国際法学者による、学術的な高みと敷居の低さを兼ね備えた「希望の書」。著者は21世紀社会を日本で生きていく市民に語りかける。ご自身はもう生きてはいない世界が、更に善い世界となるように、私たち読者に希望を託して。
国際法を大上段に掲げた概説書ではなく、手にとった誰もが国際法という人類の叡智にすんなりと誘われる。読者を不当に惑わすことなく、それでいて第一人者としての研究精度の高さはもちろん、人生をかけて行動された実践も通して、極めて誠実に言葉が紡がれている。「善きことはカタツムリの速さでしか進まない」ことを誰よりも理解され、その歩みを次代に引き継ぐために、文字通り生命を削ってその道程を行かれた先生に落涙を禁じ得ない。この歩みを止めぬためにも、人々の心に深く残り、広く、長く読まれる著作になってほしい。

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