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ちくま新書

地形で見る江戸・東京発展史

定価

1,100

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07517-8

Cコード

0225

整理番号

1693

2022/11/08

判型

新書判

ページ数

292

解説

内容紹介

等高線と赤色立体地図を通じて江戸・東京を見ると、地形を変える都市改造もあったが、基本は自然地形を活かしたまちづくりだったことがわかる。明治以降の東京は、その時々の経済や社会などの環境変化を反映しながら大きく姿を変え続けてきたが、東京の市街の主な骨格は、江戸時代から引き継がれ、現代に至っていることもわかる。地図で確認できる土地利用の変化(明治・大正・昭和~現在の150年間)から、江戸・東京の発展のプロセスを、いま東京に暮らす人々にも実感できるような河川・水道・道路・鉄道といったインフラ発展の歴史を叙述するスタイルで物語っていく。

目次

1 近世(もともとの江戸・東京
地形を活かした江戸と江戸城
上水と地形
地震・水害・大火と地形)
2 近現代(江戸を受け継いだ東京
鉄道発展の時代
人口増加とインフラの整備
多摩の工業と住宅)

著作者プロフィール

鈴木浩三

( すずき・こうぞう )

鈴木 浩三(スズキ コウゾウ):1960年東京生まれ。中央大学法学部卒。筑波大学大学院ビジネス科学研究科企業科学専攻修了。博士(経営学)。東京都水道局中央支所長。経済史家。主に経済・経営の視点から近世を研究している。著書『江戸の都市力』(ちくま新書)、『江戸の風評被害』(筑摩選書)、『パンデミックvs.江戸幕府』(日経プレミアシリーズ)、『地図で読みとく江戸・東京の「地形と経済」のしくみ』(日本実業出版社)、『資本主義は江戸で生まれた』『江戸商人の経営戦略』(以上、日経ビジネス人文庫)など。

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